大企業を中心にボーナスは昇給率を上回る

夏のボーナスキャンペーン金利をチェック

夏のボーナスキャンペーン金利をチェック

2016年夏のボーナス支給額の最終集計はまだ公表されていませんが、大企業のボーナスは2008年のリーマンショックを上回ったようです。前期の好業績を反映した結果と言えますが、今春の基本給等の昇給率は2015年度を下回っていることを忘れてはなりません。

企業は基本給などよりもボーナスで報いるようになったということです。裏を返せば、業績が悪くなればボーナスは大幅に減額されるということです。

「勝って兜の緒を締めよ」の精神で、大幅増となった今夏のボーナスは無駄使いせず、しっかり貯蓄に回すことを怠らないようにするべきです。足下、銀行等の夏のボーナスキャンペーン(特別金利)は中盤戦に入ったばかり。各銀行の金利状況を把握して、少しでも好金利をゲットできるようにしましょう。

ソニー銀行は金利を引き上げている

6月にご紹介した記事では、住信SBIネット銀行が夏のキャンペーンを始めていませんでしたが、6月13日より9月4日まで「円定期預金特別金利キャンペーン」と銘打ち6カ月物と1年物の金利を0.15%に引き上げています。

住信SBIネット銀行の金利はソニー銀行と競うケースが多かったのですが、ソニー銀行の今夏の特別金利は6カ月、1年、2年物が当初は0.15%だったのですが、7月1日よりそれぞれ0.20%に引き上げています。引き上げ幅は0.05%に過ぎませんが、このところ金利競争が起こることなく無風状況が続いていたキャンペーン(特別金利)の風向きが変わりつつあるのかも知れません。足下、住信SBIネット銀行は追随してはいません。

楽天銀行は既にキャンペーンが終わっているため、定期預金金利に見るべきもとはありませんが、普通預金の金利を高めに設定しています。通常は大手銀行の20倍の金利と銘打ち0.02%、楽天カードの利用代金の引き落としがあると同40倍の0.04%としています。

楽天銀行の普通預金、確かに大手銀行と比較すれば好金利ですが、イオン銀行であれば「イオンカードセレクト」を持っていれば、普通預金金利は0.12%。とても太刀打ちできる水準ではありません。イオン銀行はキャンペーンを行っていないものの、定期預金金利は1年物~5年物まで全て0.10%となっています。

キャンペーン(特別金利)に惑わされるな

ソニー銀行がキャンペーン金利を引き上げるなど、一部金融機関に近年のキャンペーンとは違った動きが見られるものの、やはりキャンペーン金利(特別金利)は妙味をそそる水準には遠く及ばないようです。常時、好金利を提供している地方銀行のインターネット支店などを上回る金利を提供していないからです。

100万円までと預入金額に上限がありますが、愛媛銀行四国八十八カ所支店の「だんだん定期」、高知銀行よさこいおきゃく支店の「よさこいおきゃく定期」の金利は0.30%、香川銀行セルフうどん支店の「超金利トッピング定期」、トマト銀行ももたろう支店の「スペシャルきびだご定期」は0.25%の金利だからです。預入期間はいずれも1年です。

これらの金利を上回る、否、少なくとも肩を並べるくらいの金利にならない限り、キャンペーン(特別金利)=好金利が復活とは言えないのかもしれません。ただ、メガバンクなどに預入っぱなしであるならば、キャンペーンなどの機会に預入機関を見直す余地はあると言えるでしょう。わずかな差かもしれませんが、能動的に動くことで好金利を得ることはできるのですから。

好金利を提供する波は、地方銀行のインターネット支店から信用金庫、信用組合などのインターネット支店や窓口にまで波及し始めています。預入機関を見直すという観点からは、今まで見逃していた金融機関にも目を向けることが好金利を得る秘訣と言えるでしょう。


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