ミディアムの浴衣姿に似合う!シニヨンヘアアレンジ
シニヨンの“面”を見せる、しっとりと落ち着いたアレンジ。ふんわりとしたアレンジが主流になっている今だからこそ、あえてタイトにしっとりとまとめたスタイルは、大勢の人のなかでも鮮やかに際立ちます。浴衣姿ならではの魅力でどきりとさせたいなら、こんなスタイルが正解。低めの位置で、髪を2つに結んでからまとめるので、ミディアムヘアや伸ばしいかけレングスでもきれいに仕上がります。ベースのスタイル
顎ラインからのレイヤーが入った鎖骨ラインのミディアムスタイル。少し前まではボブベースがトレンドでしたが、今は適度な段を入れた重軽なレイヤーへシフトしています。カラーは9トーンのベージュブラウンで上品に。おすすめのタイプ
顔型:逆三角 面長 ベース(えらハリ)髪量:普通~少なめ
髪質:普通~細め
クセ:なし~ややあり
ヘアアレンジの方法・やり方
1. つむじの位置から全ての髪を前方向にブラッシングします。2. 後ろから流してきた髪の毛で、自分の前髪を隠し込むように、斜めに流してください。こうすることで、前髪が元々短くても、長めに見せることができます。コームを使って丁寧に髪を集めいきましょう。
3. step2で作った前髪と左耳幅パートの毛を分けておきます。さらにトップ右から左耳下を結んだ斜めハーフアップラインで髪を分け、それぞれゴムで結びます。
4. 下側→上側の順にシニヨンを作ります。くるくるとねじり上げ、結び目を軸にしてピンで留めてください。シニヨンを2つに分けて作ることで、シニヨン1つあたりの毛量が少なくなり、幅も出せるため、巻きつけやすくなるという利点があります。シニヨンの整った毛流れを見せるため、ギュッと固くねじり上げましょう。
5. 耳前に残した髪を外側に向かってねじりながらシニヨンに巻きつけます。ピタッと巻きつけるのではなく、シニヨンの上に乗せるイメージで。シニヨンの左上で少したゆませ、毛先をアメピンで留めます。耳前の短い毛がこぼれるようであれば、ピンで留めてスッキリと。
上手く仕上げるポイント
ブラッシング段階で、つむじ位置から全ての髪を前方向に向かってとかします。深い位置から前髪を作りサイドに流すことで、自分自身の前髪を隠して美しい曲線を作りしっとりとした雰囲気に。印象がガラリと変化しますよ。サイド&バック
使用したヘアアクセサリー
和柄の生地を貼り込んだかんざし。和装ならではの小物をプラスすると、アレンジがグッと引き締まった印象になります。潔く見せるうなじから首筋のラインと相まって、見る人の視線を引きつける一点です。かんざし 各1512円(税込)/P2インターナショナル
浴衣と帯の合わせ方
菱の古典柄をアレンジした淡色の浴衣に、お花のリースが刺繍された爽やかな青色の帯を合わせました。正面から見ると大人っぽく、後ろ姿はドット柄で可愛いく、ギャップを楽しめます。全体をペールトーンで統一し、柔らかさと品を出した今風の着こなしです。浴衣(菱) 3万5640円(税込)/三松(三松お客様相談室)、帯(ギフトリース) 1万6200円(税込)/ふりふ(ふりふ渋谷マルイ店)
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