繰上返済をするよりも現金を増やすべきですか?
住宅ローンと投資、どちらが優先?
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■相談者
もずくさん(仮名)
女性/会社員/35歳
千葉県/持ち家・マンション
■家族構成
独身、一人暮らし
■相談内容
住宅ローン返済中ですが、返済完了が63歳のため、60歳までに完了できるように繰り上げ返済を考えています。現在の預金はとくに使う予定はないため、そこから150万円を繰り上げ返済に充てようと思っていますが、現金として持っておくべきでしょうか?
また、毎月の貯蓄から2万3000円、個人型確定拠出年金を始めたいと考えています。また、それとは別に投資信託を行おうと思っていますが、これも現金で持っていた方が良いでしょうか。結婚の予定もなく、奨学金の返済もあと2年で終わるため、その分貯蓄も増やせます、したがって、今さほど現金が手元になくてもいいのではと考えていますが、そのあたりの現金と投資のバランス等をアドバイスがいただければありがたいです。
また、がん保険、介護保険、個人年金のいずれかに入った方がよいのか迷っています。あわせて、よろしくお願いいたします。
■家計収支データ
■家計収支データ補足
(1)住宅ローンについて
物件価格1950万円、借入総額1850万円、変動30年(平成57年4月完済予定)、金利0.83%、ローン残高1790万円
※購入時にリフォーム(現金払い160万円)
(2)今後の目標、ライフプラン
1、繰上返済をして60歳までに住宅ローンを完済
2、60歳時点で貯蓄1300万円
3、投資を始めたい
(2)のために毎月4万4000円の貯金が必要だが、毎月の貯金可能額から確定拠出と使用予定有りの貯金を差し引くと約3万円、奨学金返済(毎月1万2600円)は37歳で完了するため、37歳までの不足分毎月1万4000円と、37歳以降の不足分2000円、合計55万2000円を補いたい
(3)加入保険の内訳
・本人/終身保険(50歳払込終了、死亡保障1000万円)=保険料2万8400円
・本人/変額終身保険(48歳払込終了、死亡保障550万円)=保険料1万5000円
(※)ともに貯蓄目的
・本人/所得補償保険(補償額/月額16万3000円)=保険料1200円
■FP藤川 太からの3つのアドバイス
アドバイス1 住宅ローンは60歳より前の完済を目指したい
アドバイス2 投資は確定拠出年金をメインに
アドバイス3 保険で備えず、貯蓄でまかなう
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