自分で彼氏を「いい男」に育てる!
いい男がいたら結婚したい、ではなく、彼や周りの男性をいい男に育てる方法があります。
――その原因、もしかしたらあなたかもしれません。
なぜなら、人は相手にあわせて、頼りになったり、優しくなったりするものなんです。つまり、あなたの近くにいる「優しくない、頼りにならない男性」も、あなた以外の女性に対しては「優しくて頼りがいのある男性」なのかもしれませんよ?
今回は、「彼を優しく頼りになる男性に育てていく方法」をお伝えします。
<目次>
いい男を育てる方法1.お礼に、「相手の名前」を添えよう
「○○君、ありがとう!」ちょっとしたひとことで、実感や気持ちがこもり、相手はグッとうれしい気持ちになります。
まず、「○○君、ありがとう!」という風に「○○君」と名前を添えましょう。
とっても簡単ですよね。でもこれだけで相手に意識や興味を持っていること、「あなたにちゃんと向き合い、大切にしています」という想いを伝えることができ、結果的に「相手の承認欲求を満たす」ことが出来ます。
いい男を育てる方法2.相手に「良い役割」を与えよう
「ひとりだったら道に迷ってたよ、○○君は頼りになるなぁ!」
役割とは、なんでしょう。例えば、重い荷物を彼が持ってくれたときにこんなふうに言ってみましょう。
「○○くん、荷物を持ってくれてありがとう! 重かったんだ、○○くんって頼りになるね!」
この「頼りになるね」というのが、「頼りになる人」という彼の役割なのです。状況により、このように置き換えることができます。
「優しいね」「頼りになるね」「男らしいね」「思いやりがあるね」
「気が利くね」「働き者だね」「頑張り屋さんだね」「しっかりしてるね」
「努力家だね」「面倒見が良いね」
こういった「良い役割」を介して褒めることで、わかりやすく感謝の気持ちを伝えることができる上、彼は、「こんなことで頼りになる男って思ってくれるんだ」「俺って頼りになる男だったんだ」と無意識のうちに気づかされます。自分の「役割を承認された」と感じると人はうれしくなるんですね。
そして、「これくらいのことでこんなに喜んでくれるなら、じゃあ次も持ってあげようかな。他のこともやってあげようかな」と感じるのです。私はこれを「優しさの芽」と呼んでいます。
いい男を育てる方法3.「優しさの芽」はじっくりと大切に育てよう
優しさの芽が、いい男を育てる芽
今まで何もしてくれなかった彼が、ある日突然、食器を洗ってくれたとします。そんな時に、ついつい「どうせ洗うなら、そのまま拭いて食器棚に片付けてよ! 気が利かないんだから!」と言ってしまいそうになる女性もいるかもしれません。でも、ここはぐっと我慢してください! まだ芽を育てている途中ですから。
まずは彼が行動を起こしてくれたことに、「○○くん、ありがとう!」を伝えること。そして、「え! 食器洗ってくれたんだ、ありがとう! 私が洗うよりピカピカだね! スゴいな~♪」
……というように、「いつもやっている私よりも上手!」と言わんばかりに、思いっきり褒めちゃってください!
例え、彼がやってくれたことが、あなたの理想に届いていなくても、しっかり褒めることを忘れないようにしてくださいね。これを一度ではなく、何度も繰り返すことで、「ついでに、片付けもしてあげようかな」と、次第に芽が育っていくんです。
褒められると嬉しいのは男性も女性も一緒! 単純だけどそれが人間
「ありがとう! ○○君が淹れるコーヒーはおいしい!」
彼に、料理をつくってあげました。すると彼は……
「美味しいなぁ、◯◯ちゃんって、すごく料理上手だよね。この味付けとか、すごく俺好みだよ! 俺は幸せ者だなぁ」
と大げさなくらいほめてくれたとします。嬉しくなって、また作ってあげたくなりますよね?
「〇〇さんは、女性らしくて素敵だよね」と言われたら、女性らしくふるまってしまいますし、「努力家で、いつも助かっているよ」と言われたら、これからも気を抜かずに熱意をもってがんばろう! と思ってしまいますよね。
「優しくない」と言われれば、優しくない役割性格になっていってしまいますし、逆に、「優しい」と言われれば、優しい役割性格になろうと頑張るのが人間の心理というもの。
それ、男性も一緒なんです。
「あなたって、ホント男らしくないよね~」などと、「役割」を否定され続けていたら、あなたに対して男らしく、優しくしようとは思わなくなるのは当然なんです。
「いい男がいない」と、不平不満を言うのではなく自分で育てる!
「はぁ~、今日の合コンもハズレか……いい男いないな~」なんて嘆いていませんか?
合コンや婚活で理想の男性を探したり、見極めるというよりも、あなたのまわりの男性をいい男性にするのはあなたかもしれません。
不平不満をいうよりも、すすんで相手の「優しさの芽」を育てるような、素敵な女性になってくださいね。
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