いよいよ夏祭りの季節到来!
いよいよ夏祭りの季節到来!百貨店でも「浴衣売り場」が本格的に動き、街では夏祭り気分を盛り上げています。さて、東京で夏祭りといえば何があるでしょうか? 祇園祭や天神祭といった超有名な夏祭りのある関西とは違い、よほどのお祭り好きでない限り、検索せずパッと思い浮かぶ祭りは意外と少ないかもしれません。
東京の伝統的な夏祭りといえば、水掛け神輿で知られる「深川祭」や「佃祭」を思い浮かべる人も多いかと思います。今年(2018年)は、いよいよ佃祭が大祭の年。(どちらも大祭は原則3年ごとに行われ、深川祭は2020年に次回の大祭が行われます)。
また、今年は、亀戸や新小岩など、大祭の当たり年ともいえます。
そこで、東京で今年行われるおもな夏祭りの一覧をお届けしたいと思います。
夜店(露店・縁日・屋台・模擬店)を楽しみたい人、浴衣を着ていく場所を探したい人、この記事をぜひお役立てください!
2018年日程 | 祭り | 会場 |
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7月1日 | 水上祭(形代流し) | 台東区・鳥越神社 |
7月5日~9日 | 下町七夕まつり | 台東区・かっぱ橋本通り |
7月6日~8日 | 入谷朝顔まつり | 台東区・入谷鬼子母神(真源寺) |
7月7日 | 東京大神宮七夕祈願祭 | 千代田区・東京大神宮 |
7月9日~10日 | ほおずき市(四万六千日) | 台東区・浅草寺 |
7月13日~15日 | 佃の盆踊り | 中央区・佃1丁目 |
7月13日~16日 | みたままつり | 千代田区・靖国神社 |
7月14日 | 水止舞 | 大田区・厳正寺 |
7月14日~15日 | 天王祭 | 東村山市・武蔵村山市など |
7月20日 | すもも祭 | 府中市・大國魂神社 |
7月27日~29日 | 羽田神社例大祭 (羽田まつり) | 大田区・羽田神社 |
7月28日 | 隅田川花火大会 | 第1会場は桜橋~言問橋間、第2会場は駒形橋~廐橋間 |
8月3日~6日 | 住吉神社例祭 (佃祭) | 中央区・住吉神社 |
8月11日~15日 | 深川祭 (御本社祭り) | 江東区・富岡八幡宮 |
8月24日~25日 | 日比谷公園丸の内音頭大盆踊り大会 | 千代田区・日比谷公園大噴水周辺特設会場 |
8月24日~26日 | 亀戸天神社例大祭 | 江東区・亀戸天神社 |
8月25日 | 浅草サンバカーニバル | 台東区・浅草 |
8月25日~26日 | 大井どんたく夏祭り | 品川区・大井町駅前中央通り |
8月25日~26日 | 新小岩天祖神社大祭 | 葛飾区・新小岩天祖神社 |
8月25日~26日 | 麻布十番 納涼まつり | 港区・麻布十番商店街 |
8月25日~26日 | 原宿表参道元氣祭スーパーよさこい | 渋谷区・明治神宮、原宿表参道、代々木公園など複数会場 |
8月25日~26日 | 高円寺阿波踊り | 杉並区・高円寺駅前商店街など |
まずは7月の祭りから。
水上祭(形代流し)
7月1日 10時~6月30日に各地の神社で行われる「夏越大祓神事」の一環として行われ、人の身についた穢れや厄を形代(かたしろ)に託して船に乗せ、海へと流す行事です。
午前10時、神事の行列が神社近くにある柳橋の河岸から船に乗り込み、お囃子も賑やかに隅田川を下っていき、東京湾の沖合で形代を海に流します。前日、神社境内で夏越大祓神事が行われており、6月30日正午までに紙で出来た「形代」(神社境内にあります)に住所・氏名を書き、初穂料とともに社務所にお納めすると、一緒に海に流してくれるようになっています。
神事・報道関係者以外は、舟乗り込みする場面以外の行事を見ることは難しいかもしれません。
場所:台東区、鳥越神社(水上祭行事は柳橋河岸~隅田川~東京湾内で開催)
アクセス:JR浅草橋駅下車
神社公式サイト:http://www004.upp.so-net.ne.jp/kab_ra/index.html
入谷朝顔まつり
7月6~8日「ほおずき市」と並び下町の夏の風物詩となっている、「入谷朝顔まつり」。日本最大の朝顔まつりとしても知られ、早朝5時から入谷鬼子母神周辺や言問通りには120軒の朝顔屋さんと100軒の(朝顔屋さん以外の)露店がたちならび、毎年およそ40万人もの人出で賑わいます。
早朝から朝顔を買いに行くのも、夕方から浴衣を着て縁日を散策しても楽しい、夏祭りの風情が楽しめる行事です。パレードや踊りなど時間で区切られた行事は基本的にないので、5時~23時の間であればいつ行っても楽しめます。
場所:台東区、入谷鬼子母神(真源寺)周辺・言問通り
アクセス:JR鶯谷駅/東京メトロ入谷駅下車
祭り公式サイト:http://www.asagao-maturi.com/
下町七夕まつり
7月5日~9日浅草から上野にかけて約1.2kmにわたって広がる「かっぱ橋本通り」で行われる夏祭り。なかでももっとも賑やかになるのが期間中の土日(2018年は7日~8日)で、通り全体が歩行者天国となり、大小様々な七夕飾りや提灯などが商店街一面に吊されます。
歩行者天国には露店(模擬店)がたちならび、踊り・伝統芸能・パフォーマンス・パレードが繰り広げられ、祭りムードをいっそう盛り上げてくれます。パレードや踊りの内容・時間などは、お出かけ前に公式サイトをチェックしてください。
浴衣を着てぶらぶらそぞろ歩くもよし、パレードや伝統芸能を堪能するもよし、がっつり写真を撮るもよしで、気軽に楽しめる夏祭りとなっています。
場所:台東区、かっぱ橋本通り
アクセス:JR上野駅/東京メトロ田原町駅・稲荷町駅/つくばエクスプレス浅草駅下車
祭り公式サイト:http://shitamachi-tanabata.com/
東京大神宮七夕祈願祭
7月7日縁結びに御利益のある神様としても知られている東京大神宮の七夕行事。「下町七夕まつり」が賑やかさを楽しむ祭りであるのに比べ、こちらは静かに、厳かに、七夕の祈りをささげる祭りといえます。6月1日頃から7月7日まで、境内にて女性には「織姫短冊」、男性には「彦星短冊」を授与(初穂料は300円・昨年度実績)、願い事を書いて境内の笹竹に飾ります。
当日、祈願祭は15時から開催予定。例年、予約は不要で、14時30分~の受付開始から、祭典初穂料2000円以上を納めると参列できます。詳しい時刻や参列方法など、神社公式サイトをご覧ください。
場所:千代田区、東京大神宮
アクセス:JR/東京メトロ飯田橋駅下車
神社公式サイト:http://www.tokyodaijingu.or.jp/
ほおずき市(四万六千日)
7月9~10日 この両日に浅草寺にお詣りすると4万6000日(つまり一生)お参りしたのと同じ御利益があるとされる、ありがたい日。そして境内の内外には約120軒ものほおずき屋さんの露店がたちならびます。ここもパレードや踊りなど、時間で区切られた行事は基本的にないので、朝8時頃から夜21時頃まで、いつでもお好きなときに行けます。浴衣を着て出かけ、まずはお寺でお参りし、それからはお気に入りのほおずき屋さんを見つけて買うもよし、仲見世や浅草の町並みを散策するもよし、お好みのスタイルでどうぞ。
この期間だけお寺で受けられる「雷除札」「黄札」もあり、お参りしたらぜひ忘れずに求めたいものです。
場所:台東区、浅草寺
アクセス:東京メトロ/都営地下鉄/東武鉄道浅草駅下車
浅草寺公式サイト:http://www.senso-ji.jp/
佃の盆踊り
7月13~15日江戸時代から続く念仏踊りに起源をもつ盆踊りで、当日は佃の渡し船のあった付近の路上にやぐらが建ち、太鼓の音にあわせ、浴衣姿の地元のひとたちが集まり、独特な節回しの音頭を踊ります。
踊っているのはほぼ地元の人ばかりで、大規模な盆踊り大会とは違い「誰でも飛び入り可能」という雰囲気ではないですが、都会のど真ん中にあって情緒たっぷりの盆踊りなので、見物人やカメラマンが多くかけつけます。
時間は、子供(小学生まで)の盆踊りが18時~19時30分、大人の盆踊りがその後21時頃まで続きます。なお雨天中止です。
場所:中央区、佃1丁目(佃まちかど展示館付近の路上)
アクセス:東京メトロ/都営地下鉄月島駅下車
みたままつり
7月13~16日 昭和22年に戦没者慰霊を目的に始まった行事で、境内には大小3万を超える提灯がならび、九段下の夜空を美しく飾ります。また、みこし振り・青森ねぶた・その他伝統芸能が奉納され、境内では盆踊りも行われます。例年、境内に出店される夜店がこの祭り最大の名物でしたが、2015年以降、トラブル多発などにより夜店が出なくなっていますのでご注意を。奉納芸能・盆踊りの時間や夜店の有無など、詳しいことはお出かけ前に公式サイトをチェックしてみましょう。
場所:千代田区、靖国神社
アクセス:JR市ヶ谷駅/東京メトロ/都営地下鉄九段下駅下車
神社公式サイト:http://www.yasukuni.or.jp/
水止舞(みずどめのまい)
7月14日もともと雨が少なく、雨乞いの祈祷をしたところ、2年後には雨が降りすぎて洪水となったため、今度は人々に龍の頭を被り踊らせたら雨がやんだことから、この舞が始まったとされています。全国に雨乞いの祭りは数あれど、雨を止める祭りは全国的にもあまり例がありません。
見どころは何といっても、雄雌2匹の龍神に見立てた、渦巻き状に巻きあげた藁に2人の男たちが入り、地面に転がされ、大量の水を掛けられながらホラ貝を吹き続けるという激しい舞。これが寺に到着するまで転がされ続けます。
見物人にも容赦なく水はかかるので、濡れては困る着物や、カメラ・携帯電話など電子機器類を持っている方は、特に要注意。13~15時頃まで行われます。
場所:大田区、厳正寺
アクセス:京浜急行大森町駅下車
水止舞保存協力会公式サイト:http://www.mizudome.com/
天王祭
7月14日~15日例年7月15日前後の土日に多摩北西部の各地で開催される、疫病退散を祈願するお祭りです。
豪華な山車や、威勢の良い神輿渡御などが繰り広げられます。
場所とアクセス:
・東村山市、八坂神社 西武新宿線久米川駅下車
・武蔵村山市、八坂神社(三ツ木天王祭) 西武拝島線東大和乗換→バス「峰」下車
すもも祭
7月20日5月に「くらやみ祭り」を行うことで有名な府中の大國魂神社での神事。神社では、からす団扇・からす扇子の授与(頒布)がなされ、参道には「すもも市」がたちならびます。
場所:府中市、大國魂神社および参道
アクセス:京王線府中駅下車/JR武蔵野線府中本町下車
神社公式サイト:https://www.ookunitamajinja.or.jp
羽田神社大祭(羽田まつり)
7月27日~29日漁師町ならではの風情を今に残す海辺の祭り。
神輿を左右に揺らしながら担ぐ「ヨコタ」とよばれる担ぎ方が特徴的です。
クライマックスは日曜日の午後、14町会14基の神輿渡御が3時間近くにわたって行われる「神輿パレード」。当日は3万人を越える参拝客・観客が訪れる、かなり大規模な夏祭りとなります。
場所:大田区、羽田神社
アクセス:京急空港線大鳥居駅下車
神社公式サイト:http://www.hanedajinja.com/
隅田川花火大会
7月28日(荒天時は翌日に順延)江戸時代から続く、言わずと知れた日本最古の花火大会。例年、7月の最終土曜日に開催されます。ほぼ同じ時間帯に、第1会場と第2会場に別れて、それぞれに趣の異なる花火を観覧することができることが最大の特徴でもあります。花火の開催プログラム(打ち上げ時間や花火のお題など)は、お出かけ前に公式サイトをチェックしましょう。
いくつかの「穴場スポット」が公開されていて、興味ある人は近隣在住のお友達に聞くか、各自「隅田川花火大会 穴場スポット」で検索してみましょう。屋形船での見物にあこがれる人は多いですが、早ければ前年の花火大会終了後には予約で埋まるとも言われており、それぞれの船宿にキャンセル待ちの電話を入れるしかないと言えます。
花火大会は終了後の電車の混雑が最大のネックなので、できれば利用する駅をずらすか、1時間以上遅らせて乗りましょう。幸い、隅田川花火大会の場合、周辺に電車が多数走っており、見物スポットによっては曳舟・蔵前・南千住・両国などといった、浅草駅以外の駅を利用できる場合があります。
場所:第1会場は桜橋~言問橋間・第2会場は駒形橋~廐橋間
アクセス:東京メトロ/都営地下鉄/東武鉄道浅草駅下車
(見物スポットによっては違う駅での乗り降りが便利なことも)
公式サイト:http://sumidagawa-hanabi.com/
次に、8月の祭りを紹介。
住吉神社例祭 (佃祭)
8月3日~6日 佃祭は落語のお題としてご存じの方も多いかと思います。2018年は3年に一度の本祭にあたり、8月6日付近の土日を含む3日間開かれます。早朝、神社から神輿が船に乗せられ川を行き交う「船渡御」に始まり、獅子頭の宮出しなどが催されます。2日目は町内神輿渡御ののち、全国的にも珍しい「八角神輿」と呼ばれる八角形の本社神輿渡御が行われると祭りもクライマックスに。水掛け神輿としても知られているので、見物や写真撮影の方は濡れても良い服装・装備でお越し下さい。
場所:中央区、住吉神社および佃島~月島周辺
アクセス:東京メトロ/都営地下鉄 月島駅下車
神社公式サイト:http://www.sumiyoshijinja.or.jp/
深川祭
8月11~15日「水掛け神輿」で有名な夏祭りで、昨年、2017年は、3年に一度しかない本祭りの年。今年2018年は、本祭りの翌年で「御本社祭り」と呼ばれ、神社直轄の大きな「二の宮神輿」が町を練り歩きます。
来年2019年は、本祭りの前年で「蔭祭り」と呼ばれ、主に子ども神輿などが町を練り歩きます。いずれの年にも、ちゃんと神輿渡御には「水掛け」があります。
(以下、3年に一度の本祭りでの内容の記述です)
なかでも13日の日曜日に行われる「神輿連合渡御」は見逃せない。氏子町内53基の神輿が勢揃いして朝7時30分頃、富岡八幡宮を出発。永代通りなど深川一帯を、バケツのみならず、消防のホースなどでも盛んに水を浴びせられながら、夕方まで神輿が練り歩く。水を掛けるのは、神輿や担ぎ手への「お清め」の意味があるとか。神輿を担ぐ人はもちろん、見物人ですらうっかりすると水を掛けられずぶ濡れになるかもしれない。濡れてもいい格好と着替え、携帯など電子機器の防水対策は怠りなく。
12日は重要な神事である「神幸祭(しんこうさい)」。御鳳輦(ごほうれん)に神様をお乗せして、氏子地域を一日かけて渡御します。
期間中、境内では様々な芸能や催しが行われます。また、縁日・屋台も出るので、浴衣姿で繰り出すにも最適な祭りです。
場所:江東区、富岡八幡宮
アクセス:東京メトロ/都営地下鉄 門前仲町駅下車
神社公式サイト:http://www.tomiokahachimangu.or.jp/
東京湾大華火祭
当分の間中止例年8月第2土曜日に開催されてきた「東京湾大華火祭」はオリンピック選手村建設のため、当分の間中止となりました。あらかじめご了承ください。
日比谷公園丸の内音頭大盆踊り大会
8月24~25日東京でも最大規模を誇る盆踊り大会のひとつ。なんとオフィス街のど真ん中である日比谷公園で、盆踊りが楽しめるのです。
例年、1日1000枚限定のオリジナル手ぬぐいが販売され、お楽しみ抽選会のチケットが付いてきます。もちろん露店・縁日も出ます。盆踊りには誰でも飛び入り可能。「佃の盆踊り」が見て楽しむものなら、こちらは浴衣を着て参加して楽しまないと損な盆踊りだといえるでしょう。東京近郊の盆踊りフリークにはたまらないイベントともいえます。
場所:千代田区、日比谷公園大噴水周辺特設会場
アクセス:東京メトロ 日比谷・内幸町・霞ヶ関駅/JR有楽町駅下車
千代田区観光協会サイト:http://www.kanko-chiyoda.jp/
亀戸天神社例大祭
8月24日~26日2018年は4年に一度の本祭にあたり、2日目には御鳳輦渡御祭が、3日目日曜日には氏子神輿連合渡御が盛大に行われ、子供広場・プロレス大会などが行われます。露店(夜店)も出ます。
場所:亀戸天神社およびその周辺
アクセス:JR総武本線錦糸町/亀戸駅下車
神社公式サイト:http://kameidotenjin.or.jp
浅草サンバカーニバル
8月25日「ブラジル リオ・デ・ジャネイロスタイルのサンバカーニバルを目指す」(公式サイトより)とうたうだけあって、本場さながらの華やかなサンバの祭典になっています。ただ踊って楽しいだけでなく、全国から集まるサンバチームは「S2リーグ」と「S1リーグ」とに分かれ、衣装・音楽・ダンスなどで審査され、その成績でリーグの入れ替えが行われるという、まさにガチンコのコンテストでもあります。
踊り子などとして参加しない一般観客がこの祭りを楽しむコツといえば、ズバリ「場所取り競争」です。早めに行って見やすい位置を押さえれば、より祭りが楽しめることでしょう。
※スタンバイエリアなどでは、場所取りや観覧が禁止されています。詳しくは公式サイト内の開催マップをご覧ください。
場所:東京都台東区浅草(東武浅草駅付近~地下鉄浅草駅付近~すしや通り付近)
アクセス:東京メトロ/都営地下鉄/東武鉄道浅草駅下車
公式サイト:http://www.asakusa-samba.org/
大井どんたく夏祭り
8月25日~26日例年8月下旬の土曜~日曜日に開催される、地元商店街の人気イベント。
1日目はおもにスポーツイベント・ダンスコンテスト・盆踊りなどが、2日目はおもに音楽イベントや国際交流イベントなどが開催されます。そして2日間とも、露店(模擬店)が出ます。商店街が開催するので、基本的に飲食に困ることはないでしょう。
近くにお住まいなら、夕方から浴衣を着て屋台と盆踊りを楽しめるはず。
場所:品川区、大井町駅前中央通り
アクセス:JR/りんかい線/京急大井町駅下車
公式サイト:http://www.ooimachi.jp/
新小岩天祖神社大祭
8月25日~26日2018年は4年に一度の本祭にあたり、おとなの神輿・子供神輿・山車などが盛大に新小岩周辺の町を練り歩きます。
場所:新小岩天祖神社およびその新小岩駅周辺
アクセス:JR総武本線新小岩駅下車
関連記事: http://www.chokai.info/shinkoiwadai5/027538.php
麻布十番 納涼まつり
8月25~26日例年300以上と多数の夜店がたちならぶ、麻布十番商店街の夏のイベント。麻布という場所柄、各国の大使館などが国際色豊かな露店を出すことが最大の特色ともいえます。もちろん金魚すくいやリンゴ飴・焼き鳥など、夜店の定番メニューもあります。
音楽ステージなどのパフォーマンスも披露されます。例年15万人以上もの来場者で賑わうため、混雑は覚悟しましょう。まさに、浴衣を着て、露店・夜店・屋台を楽しむ祭りといえるでしょう。
場所:港区、麻布十番商店街
アクセス:東京メトロ/都営地下鉄麻布十番駅下車
商店街公式サイト:http://www.azabujuban.or.jp/
原宿表参道元氣祭スーパーよさこい
8月25~26日2001年に地元商店街が始めたいわゆる「よさこい系イベント」。高知のよさこい祭りのように、「鳴子を使う」「曲の一部によさこい鳴子踊りのフレーズを使う」というルールをふまえれば、衣装や曲や振り付けなどをチームごとに自由に創作できるのが最大の魅力で、全国各地から約100ものよさこいチームが表参道にやってきます。
なおチーム参加申込はすでに締め切られています(例年3月上旬~4月下旬に公式サイト内にて申込を受付)。飛び入りで踊りに参加することは基本的に出来ませんが、全国から集まるよさこいのキレのいいパフォーマンスを見ているだけでも圧倒され、感動することでしょう。
例年8月上旬頃に、演舞のスケジュールやチーム紹介など、詳細なプログラムが公式サイトからダウンロードできるようになっています。会場も複数あり、どこで何をやるか把握しやすくするためにも、プリントアウトなどしてから来場されると便利です。
なお、よさこい系の祭りを知るには、こちらの記事も参考になります。
「よさこい(YOSAKOI)系の祭り、今さら聞けない基本」
場所:渋谷区、原宿表参道/明治神宮/代々木公園など複数会場
アクセス:JR原宿駅/東京メトロ表参道駅下車
公式サイト:http://www.super-yosakoi.tokyo/
高円寺阿波おどり
8月25~26日昭和32年、商店街の町おこしイベントとして始まり、今年でちょうど60回目となる高円寺阿波おどり。地元だけでなく徳島など全国から、阿波踊りのチームである「連」がおよそ150集まり、参加者・観客含め2日間で100万人近い人が集まる巨大イベントに成長しました。
高円寺では、徳島のように「にわか連」のシステムはないため、連に所属していない人は踊りで参加することはできません。ぜひ、連ごとの踊りやお囃子の違いを見てお楽しみください。踊りたくなったら、翌年はどこかの連に入るか、本場徳島へ行き「にわか連」として参加したくなるに違いありません。
場所:杉並区、高円寺駅前周辺商店街など
アクセス:JR高円寺駅下車
公式サイト:http://www.koenji-awaodori.com/
浴衣を着て夜店・露店で買い物を楽しみ、祭りの雰囲気を味わう。夏祭りは、家族で何万円も吹き飛ぶテーマパークや温泉などと違い、夜店での使いすぎに気を付ければリーズナブルに楽しむことができる、お手軽な夏のレジャーともいえます。さらにお参りをすれば、御利益が得られるかもしれません。
この夏はぜひ、祭りに出かけてみてはいかがでしょうか。お出かけ前には、あらかじめスケジュールと開催地図を確認し、熱中症には気を付けて、楽しい祭り見物を。
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