好金利を提示する金融機関は減少傾向

高金利の定期預金をチェック

高金利の定期預金をチェック

マイナス金利の導入により大手銀行の定期預金金利は1ヵ月物から10年物まで全て0.01%に低下しています。長期金利のさらなる低下も予測されていますが、日銀が政策金利をマイナス0.10%からさらに引き下げない限り、大手行の定期預金金利がこれ以上低下することはないと考えられます。

仮にマイナス幅がさらに拡大しても、個人が利用する定期預金金利がマイナス金利になることはないでしょう。マイナス金利が適用されれば、一斉に預金が引き出され資金繰りに窮する金融機関が出てくる可能性があるからです。ただし、大手行1年物定期預金に100万円を預け入れても、その利息額が税引後約80円。

ATMの引き出し手数料を徴収されれば、自分自身でマイナス金利にしてしまうことがある点にはくれぐれも注意されてください。

大手行の定期預金は魅力に欠けるものの、地方銀行はインターネット支店を中心として比較的好金利の定期預金が残っていますが、その取り扱いは金利の引き下げにより減少傾向。夏のボーナスを意識する季節ですが、まず期待をすることはできないでしょう。好金利が残っている内に手元のお金は預け入れるべき。具体的な金利を見て行きましょう。

鳥取銀行とっとり砂丘大山支店が脱落

好金利預金を提示していた鳥取銀行とっとり砂丘大山支店の大山定期、砂丘定期、らくだ定期の金利は全て0.10%に低下してしまいました。このため現状好金利と考えられる1年物=0.25%以上を提示しているのは4行(信用金庫は除く)です。

愛媛銀行四国八十八カ所支店のだんだん定期、高知銀行よさこいおきゃく支店のよさこいおきゃく定期が0.30%。香川銀行セルフうどん支店の超金利トッピング定期、トマト銀行ももたろう支店のスペシャルきびだんご定期が0.25%です。

また、愛媛銀行四国八十八カ所定期預金(6ヵ月~3年物)、高知銀行よさこい定期預金(1年、3年物)は、預入金額が300万円以上(よさこい定期は3年物は300万円未満でも)になれば0.25%の金利になります。この2行が今後どこまで好金利を維持できるのか注目です。

その他、0.20%の金利を提示しているのは、香川銀行セルフうどん支店の金利トッピング定期の1、2年物、トマト銀行ももたろう支店のきびだんご定期の1年、2年物、オリックス銀行の1年~5年物になっています。

信用金庫のインターネット支店も参入

地域密着型金融機関の代名詞とも言える信用金庫。これまで地域外から預金を集めることにあまり積極的ではありませんでしたが、地方銀行に習うかの如くインターネット支店を開設し初め、また好金利を提供しています。

いくつか上げると、豊田信用金庫とよしんインターネット支店、オープン記念定期預金は6ヵ月、1年物が0.30%。オープン記念なので取り扱いは2016年9月末まで。

播州信用金庫の夢みらい支店、第12回特別金利定期預金が1年物0.25%ですが、こちらは2016年5月31日まで。

岡崎信用金庫おかしんインターネット支店では、岡崎市制100周年記念商品として、1年、3年物の金利を0.20%にしています。

芝信用金庫インターネットバンキングもIB定期「みらい」1年物を0.21%としています。

信用金庫のインターネット支店はこれまでもありましたが、窓口業務を補完するサービスが中心でした。しかし、インターネット支店を活用して地域外から顧客を呼び込む戦略に転換したようです。今後追随する信用金庫が増えることが予想されます。地方銀行だけではなく信用金庫にも大注目です。

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