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春ドラマの題材「アラフォー婚活」の実態と必勝法

『私、結婚できないんじゃなくて、しないんです』(TBS系列)などに代表されるこの春の婚活ドラマは、昨今の晩婚化の世相をうまく反映しています。実際に、「しないんです」なアラフォー女性はどのくらいいるのか、逆に、「できないんです」なアラフォー&アラフィフにピッタリの婚活とは何なのでしょうか。

大木 隆太郎

執筆者:大木 隆太郎

恋愛ガイド

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2016年春ドラマの舞台「アラフォー婚活」の最新事情

婚活ドラマが目白押しの今季。専門家はどうみるか。

婚活ドラマが目白押しの今季。専門家はどうみるか。

2016年の春ドラマの多くは、トピックが「婚活」「不倫」に関わるもので、恋愛ガイドとしても非常に興味深いです。不倫ドラマに関しては、年明けから芸能人・文化人の不倫が相次いで明るみとなった世間の話題を反映しているので、背景が分かりやすいですね。

一方の婚活ドラマも、昨今の晩婚化の世相をうまく反映していると感じました。では実際に、「しないんです」なアラフォー女性はどのくらいいるのか、逆に、「できないんです」なアラフォー&アラフィフの婚活事情など、アラフォー婚活の実態を解き明かしていきます。

【INDEX】
婚活ドラマの年齢設定も、晩婚化の世相を反映
「しないんです」なアラフォー未婚女性の割合って?
アラフォー世代の4大婚活手法のメリット、デメリット
インターネット婚活の「残酷」な実態とは
では、最も信頼できる婚活方法は……?


婚活ドラマの年齢設定も、晩婚化の世相を反映

2016年4月15日(金)開始の中谷美紀主演・TBS系列の『私、結婚できないんじゃなくて、しないんです』と、4月21日(木)開始の松下奈緒主演・フジテレビ系列『早子先生、結婚するって本当ですか?』が、がっぷり四つの様相。初回視聴率は、『私、結婚できないんじゃ~』が10.3%、『早子先生~』が6.8%と、前者に軍配が上がったようですが、今後どうなっていくのでしょうか。

『私、結婚できないんじゃ~』の原作は、過去の記事(『LOVE理論』水野敬也×大木隆太郎の恋愛対談)で対談した、水野敬也氏の著書『スパルタ婚活塾』だというのも注目ポイントです。

また、特筆すべきは、どちらのドラマも、主人公の年齢設定が前者が39歳、後者が34歳と、まさしく晩婚化を迎えている現在の世相を反映していることです。

ドラマとしての面白さもさることながら、婚活・恋愛HOWTO術としても参考になる内容なので、婚活中の方はぜひご覧になることをおすすめします。


「しないんです」なアラフォー未婚女性の割合って?

「キレイなのに、どうして独身?」なんてことが、現実にも増えてきた……?

「キレイなのに、どうして独身?」なんてことが、現実にも増えてきた……?

さて、ドラマのタイトルになっている『私、結婚できないのではなくて、しないんです』に当てはまるアラフォー女性は、実際にはどのくらいいるでしょうか?

まず、平成22年の国勢調査によると、未婚女性の割合は、35~39歳では23.1%、40~44歳では17.4%と言われています。つまり、結婚したいかしたくないかに関わらず、アラフォー女性の約2割程度が未婚です。

さらに、大手結婚相談所の一つ、株式会社パートナーエージェントの調査結果があります。

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アラフォー未婚女性の約2割が「結婚できないのではなく、しない」。


出典:Vol.50 婚活総合研究所「アラフォー女性の結婚意識調査」Vol.1/パートナーエージェント社

「結婚したくない気持ちの方が強い」と答えた女性は、アラフォー女性の15.1%、「絶対に結婚したくない」と答えた女性はアラフォー女性の6.0%。新社会人女性の回答と比較すると、その意識の差がよくわかります。

アラフォーの未婚女性のうちの21.1%、アラフォー女性全体の4%が、ドラマのタイトルさながらの「結婚したくないアラフォー女性」だということになります。


アラフォー世代の4大婚活手法のメリット、デメリット

あえて「結婚しない」層がいるとはいえ、真剣に婚活に励むアラフォー女性は、多数派。

あえて「結婚しない」層がいるとはいえ、真剣に婚活に励むアラフォー女性は、多数派。

ただ、逆に言えば、3割以上のアラフォー未婚女性は真剣に結婚を考えており(「絶対に結婚したい」「結婚したい気持ちが強い」の合計31.9%)、今はまだ結婚の意志を決めかねている層(「はっきりわからない」「結婚について考えたことがない」の合計47.1%)も含めると、婚活への意欲は高いことも分かります。

アラフォー女性が真剣に結婚を考えるならば、どういった手段が有効なのでしょうか?

今では婚活の方法は多種多様で、大きく分けると、
・インターネットサービス(マッチングアプリ)
・お見合いパーティー
・婚活合コン、街コン
・結婚相談所

が存在します。

お見合いパーティーや婚活合コンは、女性は会費が比較的安く抑えられていることが多いものの、
・一度にたくさんの人と会うため、印象に残りづらい
・参加者の質の担保がされていないケースがある
・参加するには年齢制限がある
と、効果的な出会いには結びつきにくいのが現状です。


インターネット婚活の「残酷」な実態とは

盛り上がりを見せるネット婚活の実態は。

盛り上がりを見せるネット婚活の実態は。

一方、スマートフォンのマッチングアプリも含むインターネットでの相手探しは、利用者にとって参加の敷居は低く、出会いの可能性を圧倒的に広げているように見えますが、実態はどうでしょうか。

マッチングアプリを利用するユーザーの声を聞いて感じるのは、「ITやインターネットは出会う可能性を広げるが、実際には恋愛格差を広げている」ということ。

なぜなら、インターネット上での出会いは、直接会って「人となり」を先に確かめることができません。したがって、どうしても相手を判断する基準は、「プロフィール」「写真」の2つとなってしまいます。

現実には、容姿が優れていたり、魅力的な経歴を持っていたりする人には男女問わず多数のメールが来ますが、そうではない人のメールボックスは閑古鳥。当然ですが、どんなに「会えば伝わる魅力」があったとしても、スマホ画面から見えないものは考慮されないのです。ある意味、残酷ですよね。


では、最も信頼できる婚活方法は……?

結婚事情

このネット時代に、わざわざ「結婚相談所」? というなかれ! 人気の理由があった。

アラフォー世代の婚活方法として、最も信頼がおけて、そしてガイドが推薦するのは「結婚相談所」を活用した婚活です。

実際、大手結婚相談所のアラフォー世代以上の登録会員は非常に増えており、その中の一社、株式会社ツヴァイの報告によれば、アラフォーどころか、アラフィフ世代の登録者数の伸びが著しく、直近10年で3倍近くになっているとのこと。

利用料金が他の方法と比較して高いというデメリットはありますが、早く・確実に希望する相手を探し、結婚に結びつけるのには結婚相談所が一番です。

主な理由は、
・これまで結婚できないかを統計やデータを元に詳しく説明してくれる
・結婚に至る可能性の高い候補者をピックアップしてくれる
・デートから結婚までのサポートや講習をしてくれる


つまり、自分の力だけでは、気付けなかった改善すべき部分までフォローしてくれるということ。しかも、ネットを使ってプロフィールを探すのでもちろん条件や写真で絞込みもできますし、実際に会わないとわからない魅力は婚活アドバイザーという「人」を介したマッチングもできます。

さらに、「お見合い」という顔合わせを気軽に行えるうえに、数回の「デート」で人となりを知る一対一のお試し期間を複数名と進められるところが多いので効率も良いのです。

仕事も恋愛もうまくいかないときは、改善や振り返りが必要です。この改善や振り返りを導いてくれる結婚相談所は、アラフォー世代の恋愛難民には、特にオススメなのです。

とはいえ、結婚相談所と一口に言っても様々な形態がありますし、特色も各社によって異なります。最近は、結婚相談所の特色や各社の違いを分かりやすく解説しつつ、厳選した結婚相談所の一括資料請求ができるサービスも登場しています。

▼結婚相談所の一括資料請求サービス
愛カツ 結婚相談
ズバット結婚サービス比較
婚活EX

こういったサービスを上手く活用し、自分なりの婚活・結婚に結びつけていただければと思います。
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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