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クセノティラピア・パピリオ

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長谷川 秀樹

執筆者:長谷川 秀樹

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クセノティラピア・パピリオ
画像提供:オオツカ熱帯魚

クセノティラピア・パピリオ

学 名:Xenotilapia papilio(Buscher,1990)
通称名
英 名
分 布:タンガニイカ湖
サイズ:8cm TL
Temp
 :24-28℃
pH  
:7.5-9.0


アフリカ大陸、タンガニイカ湖に分布する。砂泥底に生息し、砂を口に含みエラから吐き出しながら餌を探す姿より、Sand Cichlidとも呼ばれる。ドイツなどヨーロッパ各国では、非常に人気の高いグループなのだそうだが、日本では一部のマニアを除きそれ程人気は高くない。拠って、目にする機会は多くない。

本種は特異な繁殖形態が知られ、産卵後、雌が卵を咥え、その後雄に稚魚を渡す(咥える)ことが知られている。そういった繁殖スタイルは“バイペアレント”と呼ばれ、クセノティラピア(Xenotilapia)属の中でも、フラビピニス(X.flavipinnis)などの一部で知られている。

飼育は、硬度、pH共に高い飼育水(現地の水質を参考に)を用意し、その生態を再現するために、目の細かい砂を用意する。ろ過能力の高いフィルターを用い、クランブル状の人工飼料や冷凍赤虫などを与える。色彩を引き出すために、各種ビタミン材なども積極的に用いたい。

本種の飼育は、やや上級者向きと言えるだろう。

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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※ペットは、種類や体格(体重、サイズ、成長)などにより個体差があります。記事内容は全ての個体へ一様に当てはまるわけではありません。

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