つまらない話し方とおもしろい話し方の違い
「この会話、なにか意味あるの……?」 彼氏以外の男性も、女性の話にうんざりすることは多いようです。
「原因は不明だけどいつのまにか自然消滅……」
「デートの予定を後回しにされる……」という女性のみなさん。
あなたは、話し方によって、会話に飽きられ、フラれたり、恋愛に失敗しているのかもしれません。
NG会話術によって、「付き合ってもデートが面白くない」「また会いたいと思わない」、さらには、「こいつと一緒にいても得るものがない」「確かに見た目は可愛いんだけど……ゼンッゼン楽しくないんだよね!」……なんて思われてしまっているパターンかもしれません。
そもそも、「一緒にいると楽しい」と思ってもらえる魅力的な会話、そうでない会話の違いとはなんでしょうか? 一緒に考察してみましょう
「今日こんなことがあって……」だけの話は、男性には苦痛!
「女子会」では定番のトーク。彼とのデート中は控えたほうがよいかも。
あなたは、彼に対してこんな話し方をしていませんか? いつもそれを聞かされている彼は、あなたの「今日こんなことがあってね……」がはじまると、「来た! このパターン」と、すでにウンザリモードに入っています!
なぜなら彼は、あなたが何を伝えたいのか、どれが話の要なのかまったく理解できず、「……で、何が言いたいの? まだ続くの?」という状態に陥っているからです。
「でも、女性同士だとこういう話は定番だし、“分かる、分かる”って、けっこう盛り上がるはずなんだけど」……と思いますよね?
そう、たとえ女性同士では盛り上がる会話でも、男性からすると「もう勘弁してくれ!」と思われてしまう場合があります。
つまり、男性と女性とでは面白いと思う会話が違ってくる? それはなぜなのでしょうか?
「男性脳が喜ぶ会話」と「女性脳が喜ぶ会話」の違い
「男性脳」は、会話に、解決や成長を求めるもの。
必ずしも性別とイコールではなく、もちろん、女性でも「男性脳タイプ」だったり、男性でも「女性脳タイプ」だったりする方もいます。
女性脳とは「共感型」のことで、会話をして「共感」してもらえていることが嬉しいのです。つまり女性脳タイプの人は、「相手と会話をする、相手と話をしている」ということ自体がコミュニケーションになるので、会話の内容などは実はあまり関係ありません。
しかし、男性脳は「解決型」なので、会話によって何かを解決できたり、成長に繋がること嬉しいのです。なので、男性脳タイプの人は、会話の中に「気づき」「学び」になるものを求めます。
だから女性脳タイプが集まった女性会でしているような……たとえば、「今日こんなことがあって~」とか「私の彼氏が~」とか「ネイルが可愛いね」というような共感型の会話を聞いても、「……で? 何が言いたいの?」と突っ込みたくなってしまい、退屈したり、苦痛に感じたり、ウズウズ&イライラしてしまうことがあるのです。
では逆に、男性脳タイプが楽しいと思う会話を具体的に解明していきますね。
エピソードトークは「気づき」や「学び」のプレゼント
エピソードトークは「気づき」や「学び」のプレゼントだと心得て。
「今日こんなことがあって~」と出来事を話したあとに、起きた出来事に対してあなたが気づきを得たこと、学んだことを相手に伝えるということを付け加えればいいのです。例えば、「今日○○○なことがあって、それって△△だなって気付くことができて、勉強になった!」という風に。
このように、「エピソード」+「気付き」まで話すことができれば、それは、コミュニケーションで言う「プレゼント」になり、彼はあなたの会話に得るものを感じ、会話を楽しむことができるのです。これを意識しながら会話をしてみましょうね。
恋を遠ざける「つまらない女」にならないで!
会話が楽しい女性は、心の距離も近づき、離れられないパートナーになっていきやすいもの。
通常、お互いの共通の趣味などがある友達同士の場合、簡単に会話を盛り上げることができますが、共通の趣味や共通点がないカップルなどの場合は、このような「NG会話」に陥りがちです。
逆に言えば、会話がうまくいくということは、「馬が合う、波長が合う、居心地がいい、笑いのツボが一緒」ということにつながります。それが恋愛関係のカップル同士で、会話をしていておもしろい相手=彼女となれば、一緒にいればいるほど「よきパートナー」になっていくことができますはずです。
それはつまり、結婚に至る相手や長くお付き合いできる、ベストカップルの条件のひとつになり得るのです。この部分を気をつけて会話をするだけで、彼はあなたを手放せなくなっていくかもしれません!