モラハラ夫へのスカッと復讐エピソードまとめ
たまってしまった日々の不満を発散させる手段としての「プチ復讐」とは……
ところが、熟年夫婦になると話は別。妻が夫に対する長年の不満を爆発させて、とんでもない事件に発展することもあります。最近では、夫のお酒に劇薬を混ぜて飲ませてしまった、なんていう恐ろしい事件もありました。だからこそ、そうした妻たちの不満は、世間をお騒がせする事件を引き起こす前に、日常的に“ガス抜き”をしておくに越したことはありません。
実は、たまってしまった不満を発散させる手段として、妻たちは日々、夫に小さな復讐をしているケースも少なくありません。そこで今回は、不満がたまった妻たちが、実際に夫にしている「プチ復讐」の恐怖エピソードをご紹介します。
夫への仕返しエピソードその1:キレイ好きな妻がしていたのは……?
結婚16年目になるA子さんは、絵に描いたような良妻賢母タイプの女性です。結婚して子どもができて家庭に入り、子どもが就学したタイミングで復職。今は、夫と共働き夫婦として生活しています。仕事もできて、家事もこなし、子育ても順調――というA子さんでしたが、ある日、突然、夫のD輔さんに不倫をしていたことを告白されてしまいました。「ゴメン、A子。じつは、少し前まで同じ部署の後輩の女のコと浮気をしていたんだ。そのことが上司にバレて、今、職場でも厳しい状況になっている。いずれお前の耳にも入ることだから、自分の口から言っておこうと思って……。でも、彼女とはもう別れたから。もう浮気なんて絶対しないから。ほんと、ゴメン」と。
A子さんは突然のことに驚いて、とり乱したり泣きわめいたりと、その晩は大変なことになったとのこと。一瞬「離婚」の二文字が頭をよぎったものの、子どものことを考えるとすぐに判断はできず。結局、夫の「二度と浮気はしない」という言葉を信じて、あらためて夫婦としてやっていくことを決めた、と言います。
……一見、おさまったかのように見えたA子さんの感情でしたが、実はその後もたびたび「あのときのことを思い出すと、怒りで震えてしまう」そう。そんなとき、A子さんは決まってすることがあるとのこと。それは、きれい好きなA子さんらしい「掃除」でした。「お掃除をすると気持ちまでスッキリするんです」とはA子さん。
ところが、そのお掃除の方法を聞いて、私も思わずゾッとしてしまいました。というのも、A子さんがトイレ掃除の際、便器をこすり洗いしていた道具は、なんと夫のD輔さんが毎日使っている「歯ブラシ」だったのです!
もちろん、今もD輔さんはそのことに気づく様子はないそうです……。
夫への仕返しエピソードその2:何もしらない夫が食べていたのは……?
M菜さんは夫のR太さんと結婚して、9年目。几帳面な性格のM菜さんに対し、よく言えば「おおらか」、悪く言えば「無神経」なR太さんは、タイプが正反対なため、結婚前からときどきケンカをしていたそうです。結婚後、一緒に暮らしはじめると、二人の性格の違いがますます顕著になり、几帳面なM菜さんはR太さんにイライラするようになっていったそう。R太さんは、脱いだ洋服をそのまま床に放り投げておいたり、食べ終わった食器をいつまでもテーブルから片付けようとしなかったり、休日も家事を手伝おうとせずゴロゴロするばかりだったり……。
M菜さんがそのたびに注意をしても、R太さんは「最近、ほんと機嫌が悪いよね。ヒステリーババアみたいだからよせよ」「だから女は嫌なんだよ。オレのほうが稼いでいるのに」などと、モラハラ丸出しのリアクションを返すのみ。一向に、自分の行動をあらためようとはしないのでした。
ところが、M菜さんは「離婚」よりも、まずは「復讐」することを選んだのでした。「どうせだったら仕返しをしてやろうと思って」と。実際に、MさんがR太さんにはたしたプチ復讐の方法は「お料理」でした。
なんと、R太さんの食べるすべてのお料理に、M菜さんはキッチンでこっそり自分のツバを吐き入れていたのです! M菜さんいわく、「くだらないかもしれないけれど、夫がおいしそうに食べているのを見ると、スカッとするんですよ(笑)」と。そして、「夫にバレたことは一度もありません。っていうか、バレるほど繊細な舌を持ってはいませんから」とも続けていました。とても怖いことではないですか!
R太さんは、今朝もM菜さんのツバ入りコーヒーを飲んで出かけていったそうです……。
イラつくモラハラ夫を改心させるコツは?
今回ご紹介したケースのように、夫へのプチ復讐をしてダメージを与えている妻は意外と多いものです。不満のガス抜きとして、「夫には何もしてあげない」と料理や掃除など、家事全般を一切やらなくなってしまう妻もいます。悲しくて不毛な戦いをしなくて済むように、まずはこじれる前に夫婦でしっかりコミュニケーションをとることが大切です。言葉で伝えなければ妻の不満を察することができない夫も大勢いるからです。
ちなみに、そんな夫たちには、「こういうことでこんなふうに困るから、こうしてほしい」というように、「実害+要望」という具体的に夫が理解しやすい理論で伝えるようにするのがコツです。要望だけでも人はなかなか動かないものですし、「イヤだから」「感じが悪いから」という感情や印象でモノを語られてもピンと来ない男性もいることをお忘れなく……。
一方で、男性の読者のみなさんは、妻からのプチ復讐のターゲットにならないよう、毎日思いやりの心を持つようにしてくださいね。
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