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ミナミヌマエビ

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長谷川 秀樹

執筆者:長谷川 秀樹

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ミナミヌマエビ
 

ミナミヌマエビ

学 名:Neocaridina denticulata denticulata
通称名
英 名
分 布:西日本
サイズ:3cm
Temp :28-10℃
pH  :中性付近


最大でも体長30mmと小型のエビで、水草水槽でのアルジイーターとして人気が高い。ヤマトヌマエビなどと異なり、産卵孵化後の遊泳期間がなく、孵化直後から親と同じ形体をしている。塩分も必要でなく、水槽内での繁殖も可能。価格的に安価なこともあり、にわか注目を集めている。気になる藻類除去能力も高く、優秀な脇役だ。

成体の体色には多くのバリエーションがあることが知られ、グリーンがかったタイプや、背中のラインがくっきりでるタイプなどが存在する。

さて、本種には複数の亜種が知られており、朝鮮半島、中国にも近縁種が分布する。それらは釣り餌用として日本に相当量が輸入されており、逸出したものが各地で確認されている。亜種間では容易に交雑が行われるため、現在流通している「ミナミヌマエビ」が本当に本種であるのか?また交雑個体である可能性も拭い去れない。

※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※ペットは、種類や体格(体重、サイズ、成長)などにより個体差があります。記事内容は全ての個体へ一様に当てはまるわけではありません。

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