あったら楽しい田舎の設備「伝統家屋」
黒光りする大黒柱と梁、ノスタルジックな囲炉裏や土間。誰もが一度は古民家を再生して暮らしてみたいと思いめぐらすはず……DASH村の場合:
Y君は村に自分たちの家を建てるために、大工の棟梁のもとに弟子入りし、家作りの基礎を学びます。空き家となっていた家屋を、一度解体しリニューアルして村に移転。竈(かまど)を使った炊事など、様々な作業はここで行われています。
あなたの場合:
日本の伝統家屋は、住み継いできた先人たちの暮らしの作法や風土に根ざした地域独自の建築デザインなど、田舎暮らしを実践したい誰もが魅力を感じるはずです。
古民家での田舎暮らしは、物件探しからスタート→周辺環境・建物の健康状態のチェック→メンテナンス計画→再生工事など、実際に入居できるまでには長い時間を要します。また、実際に暮らし始めてから解る追加の工事が生じることもあるため、費用面でのゆとりも必要です。
先人たちの知恵に現代のライフスタイルを加えることで、古民家の良さと快適な暮らしを得ることが可能になります。焦らずじっくりとしたスタンスで望むのが実現のポイントのようですね。最優先すべきは、あなたの古民家暮らしに対する情熱と、再生技術に長けている匠とのコラボレーション!
あったら楽しい田舎の設備「温泉露天風呂」
ザンブと身体を浸して思い切り手足を伸ばし、湯船から温泉のお湯が溢れ出る、「あぁ~♪」。これぞ、田舎暮らしの醍醐味……DASH村の場合:
イチバン風呂はアヒル村長、二番手は温泉大好きのJ君…… 手づくり露天風呂に飛び込んだその時!水圧に耐えきれずあえなく崩壊。どうやら、勢いよく湯船に入ったため、不安定だった木製の浴槽が崩れてしまったらしい。
諦めきれないJ君は、再挑戦しアップグレード版露天風呂(木製浴槽+温泉宅配サービス)を完成させます!
あなたの場合:
温泉露天風呂のDIY(自分でやろう)は、なかなか手強い。
材料の調達から組立てまでに専門の知識・技術が必要だし、使い始めたら温泉成分で浴槽の痛みが早くメンテナンスが大変だし、ソレよりナニより(自宅に温泉が引いてある物件は除いて)温泉(湯)そのものを何処から調達するのか?
それでは、こうしたリスクを回避して、田舎で極上な風呂を楽しむにはどうしたらいいか?
オススメは日本各地に整備されている、約21,000ヵ所(宿泊施設+公衆浴場)の温泉施設。日帰り入浴料が500~800円程度、無料で入れる温泉源足湯なんかの付帯設備でも楽しめます。((参考:環境省自然環境局/2013年度データ))
どうしても、自宅の庭やベランダで楽しみたい人はココで>>組立式 露天風呂キット
ぜったい作りたい田舎の食べ物「漬け物」
自宅の菜園から摘んできたり、獲れたて野菜の直売所で手に入れたり、田舎だから実現できる旬の漬け物。ゆったりじっくり時間をかけて……DASH村の場合:
DASH村のおふくろ的存在であるT.S母さんが、男たちにその技を伝授。作ったのは、達っちゃん漬(白菜塩漬け)、まっちゃん漬(たくあん)、清漬(生大根ぬか漬)の3種類。
「美味しいキムチにしたるからなぁ」と、J君はDASH村産の白菜を抱えて韓国へとフライト。そして二日間のオモニのレクチャーを受け、本場のキムチ作りのスキルと韓国の人々との触れ合いをお土産に帰国します。
あなたの場合:
今や絶滅に瀕している「ぬか漬け」に挑戦しましょう!(お手軽バージョンです)
1.市販の「熟成ぬか床」を用意。週に1回かき混ぜるだけでいい、便利なぬか床が販売されています。
2. 後は好みで、昆布や唐辛子、柑橘系の皮、スルメなどを細かく切って、好みの風味を加えてみましょう。そして、ナスなどの色止めのために錆びた釘(先人の知恵!)を放り込む。
3.キュウリ、茄子、大根などが定番。でもせっかくの自家製ですから、メロンやスイカの皮、アスパラガス、ゆで卵(絶品らしい)等も勇気を持って放り込もう。
4.翌日食べたい分だけ漬けるのが基本です。美味しい朝食のために、前日に庭の食材を摘み取り準備する…… あぁ、田舎のぬか床ライフ!
どうしても、本格的に挑戦したい人はココで>>白ごはん.com>ぬか床の作り方と手入れ
ぜったい作りたい田舎の食べ物「焼き芋」
都会ではが絶滅状況にある、焚き火&焼き芋。せっかくの田舎暮らしなんだから、絶対実行したいイベント。ポカポカとホクホクと……DASH村の場合
出張で種子島にやって来た、J君とN君。農家のOさんが用意してくれたのは、島のサンゴ片で2時間じっくり焼いた、安納芋の焼き芋。糖分が多いため、中から蜜が溢れ出す。
J君「うわ~!甘い!すでに完成されたスイーツ!」糖度を計ってみると、34.4度。これは砂糖を使ったジャムに匹敵する甘さでした。
あなたの場合
裏山で、小さめの枯れ枝や落ち葉などを集めてきましょう。ガサガサした材料が、燃え出した時に焚き火の山が崩れにくく空間が保たれるため、芋の水分がうまく抜け美味しく焼けます。
炎がおさまり炭の熱にだけになるまで待つ。熾火(おきび)状態になったら、濡れた新聞紙で包んだ後に、アルミホイルで包んで火の中に入れます。
1~1.5時間ほどの頃合いをみて竹串でイモを刺し、ス~ゥと入ったらハフハフと頂けます。
失敗しても気にしないで再挑戦する、家族と仲間と知恵を出し合う、地元の達人にアドバイスを請う。ドンマイドンマイ、トライ&エラーで田舎暮らしを楽しもう!
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