SMAP分裂の危機を救ったのは、工藤静香の「嫁ブロック」!?
夫の転職時に影響の大きい「嫁ブロック」
そして、マスコミが報じているのが木村さんの妻、工藤静香さんの「力」。
木村さんが他のメンバーに追随せず、ジャニーズ残留を決めたのは工藤さんの反対=「嫁ブロック」であったからだとも報道されています。
最終的には木村さんの存在が他の4人がジャニーズ事務所に戻れる理由になったようですから、工藤さんの「嫁ブロック」が、今回の騒動収拾に、かなり大きな影響を及ぼしたとも言えそうです。
奇しくも2月は1年で最も転職・求人が多い時期。芸能界だけでなく、一般社会でも夫の転職に大きな影響力を持つといわれる「嫁ブロック」について考えてみましょう。
嫁ブロックとは?
「嫁ブロック」とはもともとは転職・求人業界の用語で、「夫の転職や起業が妻の鶴の一声でご破算になること」。
ある転職サイトで行ったアンケートによると、夫は転職のときに「4割が妻に相談」し、「最も意見を重視する相手は妻」なのだそう。さらに、「妻への相談の結果、応募先企業を辞退したことがある」という人は32.1%という結果がでたそうです。
転職の相談を妻にする人が半数以下というのは「少ないなぁ」と言う印象ですが、これも「妻に反対されるのを避けるため」だとすると、「妻に相談しなかった」6割は「嫁ブロック」を何らかの形で懸念していた可能性があります。
この発動されなかった「嫁ブロック」も含めると、夫の転職の際にはかなり妻の影響力があると考えていいのではないでしょうか。
ウチのだんな様が転職する可能性は?
では、そもそも妻にとって「だんな様が転職する」という機会はどのくらいあるのでしょうか?DODAが5,000人を対象に行った調査では、転職を考えている人は約4割の39.1%。かつてのような終身雇用、年功序列の仕組みが崩れた今でも、6割ぐらいの人は同じ会社に勤めることを志向しているようです。
また、転職意識が高まる時期は25歳、27歳、32歳だそうで、勤めて3年目、5年目、10年目などの節目が、一つのきっかけになるようです。
妻としては、だんな様がこのような節目の年には、今の仕事へのモチベーションが下がっていないか、何か別なことをやりたがっていないかなどに目を配っておくと「寝耳に水」の転職話にならずにすみそうです。
転職が珍しくない現代、だんな様が「転職したい」といってきたとき、妻はどのような理由で「嫁ブロック」を発動するのでしょうか?
◆次ページでは嫁ブロック発動理由のベスト3をご紹介します