朝までぐっすり眠れていますか?
「ベッドに入るとともにスッと眠りに落ち、目が覚めたら爽やかな朝でスッキリお目覚め!」。こんなふうに心地よく熟睡して、途中で目覚めることなく気持ちよく起床することができたらなんて幸せだろう、そう思いませんか?ストレス社会やデジタル社会に邪魔されずに朝までぐっすり眠るために、最近快眠を誘うキーワードとして注目を集めているのが「睡眠五感」。睡眠五感とは、人間がもつ「視覚」・「聴覚」・「嗅覚」・「触覚」・「温熱感覚」の5つの感覚を指します。この5感をフルに快眠モードへシフトすることで、質の高い眠りが得られやすくなるのですが、そのためには寝室環境がとても大切です。
視覚
明るさが気になる場合はアイマスクを活用しましょう。
聴覚
クラシック、オルゴール、ヒーリング音楽、自然界の普遍的な音色などはリラックスモードの副交感神経を優位にして身体と脳、そして心をストレスから解放し、休息へと導いてくれます。お気に入りの1枚を見つけて、就寝前のリラックスタイムに聴く習慣をつけるがおすすめです。嗅覚
心地よい音楽と香りに包まれてリラックスレベルを高めましょう。
温熱感覚
睡眠はデリケートなので、暑過ぎても寒過ぎても快眠は妨げられてしまいます。冬場で寒いからと一晩中電気毛布をつけっぱなしで寝ている方は要注意。ずっとオンの状態だと意外と暑過ぎてしまい、夜中に目を覚ます中途覚醒につながったり、身体全体の乾燥につながったりしてしまう可能性があります。また、夏場は高温多湿で快眠が邪魔されてしまい苦しむ方が多い季節なので、冷房を正しく活用したり、氷枕を使用したりして暑さ対策をしっかり行うことが大事になるのです。触感
全身に触れる寝具の肌触りは眠りの心地よさに影響を与えます。
運動習慣、入浴習慣、食習慣など、快眠を得るためにはライフスタイルをトータルで考える必要がありますが、習慣を見直すことと平行して正しい空間づくりを行うことはマストな条件となります。季節や1日の出来事などに影響されることなくいつでもぐっすり朝まで眠れるために、ぜひ睡眠五感を意識した空間づくりや寝具選び、快眠習慣を心掛けてくださいね。
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