7位:いじられる役、もしくはムードメーカーがひとりでもいる
ヴィジュアル系バンドはそれぞれ確立した世界観を持っているが、いじられ役、もしくはムードメーカーの存在というのは、見る者に親近感を沸かせ、バンドの入口となる場合が多い。また、これがいるといないとでは実際窮地に陥った時のバンドとしての立ち上がり方も異なるだろう。中和剤となる役割のいるバンドには終始和やかな雰囲気が漂っている。
6位:発言を撤回しない
読者が読んでどう思うかを気にし過ぎるあまり、考えては訂正しながら発言するバンドより、ありのままの本来の姿で勝負をしているバンドに、活動に対してどっしりとした構えを感じる。また「やっぱり今の発言はなしにしてください」という発言は、本来の自分とキャラとに差異のあるメンバーによくと見られる。ここで問題なのは、そのキャラが本来の自分とかけ離れているか、設定に無理があるかどうかということでなく、自分の中で消化し演じきれていないことだ。そうしたメンバーやバンドはやはりその後限界の来る可能性が高い。
5位:距離感の把握
互いの生活をほぼ把握し、ほう・れん・そうを徹底しているバンドもあれば、バンド以外の生活についてまったく関与しないバンドなど、関係性はそれぞれ。だが、長く続くバンドというのはある程度知りながらもお互いのベストの距離感というのを把握している。そして誰と誰が常に一緒にいるといった偏りがなく、互いに満遍なく均等な交流を図っている。
4位:場違いな注文をするメンバーがひとりいる
喫茶店等の飲食店でインタビューを行なう際に、平均して注文されるのがコーヒー、紅茶類。ミックスジュースぐらいまでは許容の範囲だが、アルコールを注文したり、パフェやランチプレートを頼むメンバーに、それが悪いというのではなく、日常でもきっと我が道を行くタイプなのだろうな、と思って見ている。全員がパフェを頼むバンドだったら不安が残るが、普通に生活してたら『えっ!』と思われるような型破り、または破天荒な行動をするメンバーがひとりぐらいいるようなバンドは着眼点や発想が突き抜けている場合が多い。
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