第5位 フィリピン/インドネシア
首都マニラがあるルソン島や英語留学で人気のセブ島など、フィリピンはこれからが期待されるデスティネーションです。7000もの島々からなる島しょ国家で、エコツーリズムの聖地・ボホール島や、白砂のボラカイ島、マリンアクティビティもおすすめのエルニド諸島など、未知なる魅力にあふれています。2016年は、日本とフィリピンの国交正常化60周年の節目の年。近年、経済成長も著しいASEAN東南アジア諸国連合の、主要構成国フィリピンは、旅先の狙い目です。
観光・短期商用のビザが免除になり、入国審査が簡素化されたのは、人口が世界第4位のインドネシアです。首都ジャカルタは、経済発展が進み、日系企業が多数、進出。バリ島には、フランスのロクシタン社直営のスパを併設したヴィラがあって、リピーターを中心に人気です。滞在のスタイルも、ホテルからヴィラへ。バリ島は近年、様がわりしています。
第4位 ハワイ
2016年7月、ハワイアン航空が成田・ホノルルをデイリーで結びます。圧倒的なハワイ人気は、今年も衰え知らず。ファミリー向けに人気の妖怪ウォッチのキャンペーンは、今年も続投でスタンプラリーで盛り上がることでしょう。また、ハワイは日本人の海外挙式マーケットの約7割を占めています。ハネムーンを兼ねてのハワイでの挙式が、今年も人気を博しそう。日本でもすっかりおなじみのプレミアム・アウトレット。ハワイでは、ホノルル空港からダウンタウンと反対方向のワイケレ プレミアム・アウトレットが人気です。ネット上で、VIP CLUBに事前登録すると、お得な割引クーポンがゲットできます。
第3位 ブラジル
第31回リオ・デ・ジャネイロ夏季五輪は、2016年8月5日に開幕、8月21日までの17日間で開催される予定です。その閉幕とともに東京カウントダウンが始まることから、9月7日開幕のパラリンピックとあわせて、これまで以上に熱い視線が注がれることでしょう。ブラジルは、障がい者に対してもとても優しい国。法整備がなされ、関連施設も充実しており、その受け入れ態勢などにも注目が集まっています。ブラジル最大都市・サンパウロから、世界三大瀑布の一つイグアスの滝など人気のコースは、観戦ツアー以外でも注目度が増しています。観戦ツアーに限らず、ブラジル旋風が今年は、吹き荒れることでしょう。
第2位 スイス
山岳地帯のスイスですが、太古からヨーロッパにおける地理的要衝であったことから、中立という立場を貫く意識・土壌が育まれたといいます。鉄道網が発達しているため、陸路移動の旅がおすすめ。それぞれの鉄道駅からケーブルカーなどへの接続もよく、ハイキングコースも充実しています。スイストラベルシステムを網羅するスイスパスがお得で便利。宿泊先は、シャレーと呼ばれる山小屋風に食材を買い込んで、暮らすように旅するのがよいでしょう。日本では20年ぶりに国民の祝日が制定されます。8月11日「山の日」です。お盆休暇や有給休暇と組み合わせて長期に休みをとることができ、海外旅行も行きやすくなります。暑い日本の夏を抜け出して、涼しいスイスの山小屋で五輪観戦もよいですね。
第1位 台湾
盤石な人気の台湾は、今年ますます航空座席数が増えて、往来しやすくなります。2016年1月26日就航予定のVエアーは、関空と台北(桃園)を結びます。また、新生エアアジア・ジャパンが、中部・セントレアを舞台に台北路線を新規就航させて、日本マーケットに返り咲く予定です。台湾の2016年の春節(旧正月)は、土日と台湾祝日を含めると2月6日~14日、9連休の超大型です。しかも今年のランタンフェスティバル(2016年2月22日~3月6日)は、新幹線が停まる台湾高鐵・桃園駅の駅前広場が会場で、好アクセスです。近ごろは、大陸(中国本土)との民間交流もさかんで、進化を遂げる台湾へ、今年も癒されに行きたいですね。