2016年1月のスケジュール
まいど、相場の福の神こと藤本です。相場を半歩先読みするためには、まず必要なのは今後何が起こる予定なのか、スケジュールを把握することです。今回は2015年12月のスケジュールを福の神流に解説いたしましょう。初旬・中旬・下旬の3つに分けて、ご紹介。重要度の★は、藤本の独断で最高三ツ星の評価をしています。1月のチェックポイント
1月は、日経平均株価の月足ベースでの勝率(月足陽線=勝ち)が過去26年間で11勝15敗(勝率42.3%)と大幅に負け越しですが、JASDAQ指数は17勝9敗(勝率73.1%)と1年間で最も成績が良かった月です。大型株は上値が重い展開が多く、中・小型株が注目されやすい月のようです。例年、12月は新規上場(IPO)ラッシュ、1月は新規上場が1社もないので、既存の新興市場銘柄に注目が集まりやすいようです。初旬
最大の注目ポイントは、利上げ後初の8日(金)の米雇用統計とその前哨戦であるISM製造業・非製造業景気指数とADP雇用統計です。今後の利上げペースを左右するので、為替相場にも大きな影響がありそです。1日(金)
中国製造業・非製造業PMI(12月)
2日(土)
3日(日)
4日(月)
★ 日本 大発会
★ 米国 ISM製造業景気指数(12月)
5日(火) 日本自動車販売台数
6日(水)
★ 米国 貿易収支(1月)
★ 米国 ISM非製造業景気指数(12月)
★ 米国 ADP雇用統計(12月)
7日(木)
8日(金)
★★★ 米国 雇用統計(12月)
9日(土)
10日(日)
中旬
中旬で注目されるのが、12日(火)の景気ウォッチャー調査や14日(木)の機械受注など日本の景況感に関する指標です。数字によっては再度、金融緩和への思惑が生じる可能性があります。11日(月)
12日(火)
★ 日本 経常収支(11月)
★ 日本 景気ウォッチャー調査(12月)
13日(水)
14日(木)
★ 日本 機械受注(11月)
15日(金)
★ 米国 小売売上高(12月)
★ 米国 ニューヨーク連銀製造業景気指数(1月)
★ 米国 ミシガン大消費者信頼感指数(1月・速報値)
16日(土)
17日(日)
18日(月)
19日(火)
★ 米国NAHB住宅市場指数(1月)
20日(水)
★ 米国住宅着工件数(12月)
★ 米国消費者物価指数(12月)
下旬
下旬は、12月の米利上げ後初の米FOMCと日銀金融政策決定会合に注目です。FOMCでは今後の利上げのペース、日銀金融政策決定会合では、更なる追加緩和の思惑が台頭するかを見極める機会になりそうです。21日(木)
★ 日本 全産業活動指数(11月)
★ 欧州ECB理事会
★ 米国フィラデルフィア連銀景況指数(1月)
22日(金)
★ 米国 中古住宅販売件数(12月)
23日(土)
24日(日)
25日(月)
★ 日本 貿易収支(12月)
26日(火)
★米国S&Pケース・シラー住宅価格指数
★★ 米国 FOMC1日目
27日(水)
★★ 米国 FOMC2日目
28日(木)
★★ 日本 日銀金融政策決定会合1日目
29日(金)
★ 日本 雇用統計(12月)
★ 日本 消費者物価指数(全国12月・東京都区部1月)
★ 日本 鉱工業生産・住宅着工件数(12月)
★★ 日本 日銀金融政策決定会合2日目
★米国GDP(10~12月期速報値)
★米国シカゴ購買部協会景気指数(1月)
30日(土)
31日(日)
最後に
1月に予定されているスケジュールをキチンとチェックして、半歩先読みを行ってください!!*本サイトで紹介する意見や予測は、筆者個人のものであり、所属する証券会社や証券会社のアナリストとしての意見や予測を表わすものではありません。また、紹介する個別銘柄の売買を勧誘・推奨するものではありません。投資にあたっての最終決定はご自身の判断でお願いします。
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