自分にとっての幸せってなんなんだろう
幸せになりたい……嘆く前に、自分を見直してみて
仕事も完璧にしたい、まわりから憧れられる存在になりたい、後輩から尊敬される存在になりたい、恋愛も結婚生活も完璧にしたい……幸せな自分を目指して頑張ってきたものの、そんな毎日に疲れを感じていませんか?
現代社会に生きていると欲しいものって、どんどん増えていきますよね。ほしいものがひとつ手に入ると、「次はこれ、その次はこれ」と次から次へと欲しいものが出てきます。
幸せも一緒なのです。まわりにいる幸せそうな人を見ると「あの幸せ、持っていない。私も欲しい!」と、人の幸せをうらやみ、自分にはないと落ち込んでしまう。もしかしたら、幸せを求めすぎることが、あなたを不幸にしてしまっているかもしれません。
幸せの沸点を下げる
これさえあれば幸せだと言えるものを見つけましょう
そもそも“幸せ”は、人それぞれ感じ方が違います。健康に一日過ごせることが幸せだと感じる人もいれば、大きな目標を達成することが幸せな人もいます。
しかし、「あれも欲しい、これも欲しい」と思い続けていると、いくら幸せなできごとが起きたとしてもそれを幸せと感じられません。その結果、幸福感を感じないまま疲れはたまるばかりで、ひたすら頑張る人生になってしまいます。
一度、あなたの「幸せの沸点」を考え直してみましょう。本当にそこまで達成していないと、あなたは幸せではないのでしょうか?
実は、いままで幸せな自分、完璧な自分を目指して頑張ってきた人ほど、自分が本当に欲しい幸せが見えていない人が多いのです。
ほのぼの日常アニメで「幸せ」を学ぶ?
日常のなかの幸せは、アニメに隠されている?
オススメしたいのは、ズバリ「サザエさん」「ちびまる子ちゃん」「ドラえもん」を観ること!
この3つに共通することは、登場人物が変わらない質素な生活をするなかで、多くの「日常の幸せ」を見つけていくストーリーだということです。
アニメの登場人物は年をとらず、劇中は変わらぬ時代の空気が流れているので、現実味をあまり感じません。変わらない空気にどこかホッとしながら観ることができ、「日常の幸せ」をシンプルに考えることができるのです。
もちろん、ドラマや映画などでも同様のテーマのものはたくさんありますが、現実の女優さんが演じていると現実味がありすぎて、その出演者と自分を比べて、「あの女優と私は同じ年なのに、アレがない、コレがない……」と考えてしまうこともあります。自分と少しでも属性が近いものがあると、ついつい自分と比べて同じ幸せを求めてしまうんですよね。
ぜひ、ほっこりした日常アニメを見ながら、幸せのかたちについて考えてみましょう。
「幸せのお片付け」で大事なものに気づく
「モノ」ではなく「幸せ」のお片付けをしてみましょう
「これさえ、あればいい」――そんな“自分にとっての幸せ”を見つけだすことができれば、もしかしたらもう自分は幸せなのかもしれません。
恋愛においても、あなたの幸せはすぐ隣にあるのかも
理想の幸せを追い求めすぎて、身動きがとれなくなってしまってはいませんか? なんでもかんでも幸せを追い求めるのではなく、気を抜くことも必要です。
幸せの沸点を下げ、幸せのお片付けをする。これによって、あなたの隣には、すでに大事なパートナーがいることにも気付くことができるかもしれませんよ。