iPhone/iPhoneの裏技

iPhoneの万歩計アプリ「ヘルスケア」の機能

iPhoneに元々インストールされているハートマークの「ヘルスケア」というアプリには、歩数を測る万歩計の機能があります。特別な設定をしなくても歩数や移動距離を計測しているアプリなのです。こうしている今も既に計測がスタートしています!

鈴木 朋子

執筆者:鈴木 朋子

iPhone・SNSガイド

 

iPhoneの万歩計アプリ「ヘルスケア」は設定いらず

「最近太ってきたな」と感じたら、まずは簡単な運動から始めたいもの。通勤や日々の生活で歩く距離を増やすだけでもカロリー消費になりますね。ではさっそく、iPhoneを持って歩きましょう。「なぜiPhone?」と思った人に朗報です。実はiPhoneには歩数や移動距離を計測する機能があるのです。そして、すでに計測は開始されているのです。

今までの運動の記録を見るには、「ヘルスケア」アプリをタップします。iPhone 5s以降の機種では、特に設定しなくても「歩数」と「ウォーキング+ランニングの距離」が計測されています。さらに、iPhone 6以降の機種では、「上がった階数」が計測されています。
iphoneの万歩計

「ヘルスケア」をタップする。ヘルスケアはiOS 8以降で提供されている。

dashboard

「ヘルスケア」のダッシュボード画面。過去7日間の運動が表示される。

day

「日」「週」「月」「年」をタップすると、その期間の記録が表示される。

 

ヘルスケアは他のアプリと情報を共有して健康管理できる

「ヘルスケア」は、他のアプリとデータをやりとりすることができます。例えば、運動量を計測する「活動量計」のデータをヘルスケアにまとめたり、連携アプリに記録した体重やBMI値を別のアプリに参照させたりすることができます。

ここでは、ウェラブル機器「Misfit Shine」の計測データをヘルスケアと連携する方法を紹介します。
misfit

連携するアプリ(ここでは「Misfit」)を起動し、ヘルスケアに書き込み/読み出しを行う項目を許可する。上記のような画面を表示するアプリが多いが、ヘルスケアの「ソース」をタップして該当アプリをタップし、許可することもできる。

sleep

「ヘルスケアデータ」をタップし、連携させたい項目をタップする。ここでは「睡眠」をタップする。次の画面で「睡眠分析」をタップする。

dashboard

「ダッシュボードに表示」をタップする。

bunseki

睡眠分析のデータが蓄積されると、「睡眠分析」のデータもダッシュボードで確認できる。

 

まさかのときのために「メディカルID」

ヘルスケアには、「メディカルID」という項目があります。メディカルIDとは、体調不良などで意識を失ったときに、周囲の人へあなたの持病や使用中の薬、緊急連絡先などを知らせることができる機能です。iPhoneのロック画面に表示されるので、パスコードを知らない人でも参照できます。まさかのときのために登録しておくと安心です。
medicald

「メディカルID」をタップし、「メディカルIDを作成」をタップすると入力欄が表示される。知らせたい情報を入力しておこう。メディカルIDは、ロック画面の「緊急」をタップし、「メディカルID」をタップすると表示される。

いつもそばにあるiPhoneを役立てられる「ヘルスケア」アプリで、無理のない健康管理を進めましょう!

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※機種やOSのバージョンによって画面表示、操作方法が異なる可能性があります。

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