老後を迎えるにあたって息子をあてにできず、老後資金も心配です
非正規で働く息子が心配
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■相談者
クロワッサンさん(仮名)
女性/会社員/54歳
千葉県/持ち家一戸建て
■家族構成
一人暮らし(長男は独立)
■相談内容
現在一人暮らしで働いております。家のローンや借金はありません。預貯金は両親の遺産と死別した夫の遺産の総額です。また、働きながら遺族厚生年金(月12万円弱)をもらっております。悩みは25歳の一人息子が正社員でないため、この先の生活が安定していないことです。今は食べるのがやっとの生活で、せっかく大学まで出したのに残念でなりません。きちんとした月給と健康保険等のある仕事に就いてほしいと説得しています。私が元気で暮らせるのはそう長くないし、介護が必要になった時に離れて暮らす息子もあてにできず、このままでは今流行の下流老人になってしまいそうでとても心配です。とは言え、息子のことも心配ですので、私の老後に4000万円、子供に2000万円と自宅(築20年)を遺すつもりです。この考え方が間違ってなければいいのですが、それが心配です。
■家計収支データ
■家計収支データ補足
(1)ボーナスの使いみち
貯蓄約30万、旅行約20万、その他約10万。
(2)保険料3万3000円の保険料の内訳
・本人/医療保険(終身保障、60歳払い込み完了)、がん保険=合わせて保険料1万5000円
・本人/共済(定期、保険期間10年)=保険料3700円
・本人/個人年金保険(60歳から10年確定、年金額36万円)=保険料1万4000円
(3)定年と退職金について
定年は60歳、再雇用制度はたぶんある。本人は60歳までは働く予定。退職金もあるようだが、金額は不明とのこと。
(4)長男について
現在アルバイト、手取りで12万円ほど。衣類や月に一度ほどお米や食料を送る以外は、母親から援助はしていないとのこと。本人はどうしても就きたい職業があり、それに向けて頑張ってはいるが、結果が出ない状況。契約社員でもいいのでその職に就けるようバイトを続ける予定。
(5)息子に遺す土地家屋と現金について
土地は26坪。26年の固定資産税の評価額は590万円くらい。売却すると、家と合わせて1000万円程度。2000万円の現金については、相談者が「家と2000万円くらいのお金があれば、非正規の就業でも健康であればなんとかやっていける」という雑誌の記事を読んだから。
■FP深野康彦からの3つのアドバイス
アドバイス1 貯蓄を取り崩さなくても老後生活ができる
アドバイス2 不要な保障はカットしよう
アドバイス3 資金や家は遺しても普段は一歩引いてみる
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