ギャグマンガから美少女イラストまで、キャリアの集大成
川崎市市民ミュージアム(川崎):江口寿史展 KING OF POP
楠見清『ロックの美術館』単行本カバー/シンコーミュージック/2013 ©EGUCHI HISASHI
初連載作品『すすめ!!パイレーツ』(1977年)や、『ストップ!!ひばりくん!』(1981年)など、日本のギャグマンガを大きく革新し、さらに美しく洗練されたイラストで人々を魅了し続けるマンガ家、江口寿史。マンガやイラストなどジャンルの枠を軽々と飛び越え、時代の先端を切り取り続けてきた彼の作品は、多くのアーティストに影響を与えました。
この展覧会は、その江口寿史の38年間の活動を、300点以上の原画を一堂に展示し振り返るもの。40年近い年月が経っているにもかかわらず、スピード感のあるストーリー、新しさを感じる絵、ポップな色彩に魅了されます。
集英社文庫版『すすめ!! パイレーツ』第4巻カバー/集英社/1979 ©EGUCHI HISASHI
■展覧会DATA
展覧会名称:江口寿史展 KING OF POP
会場:川崎市市民ミュージアム
会期:2015年12月5日(土) ~ 2016年1月31日 (日)
開館時間:9:30~17:00
休館日:月曜、祝日の翌日(土曜、日曜は開館)、12月28日(月)~1月4日(月)
※祝日の場合は開館
Web: http://www.kawasaki-museum.jp/
米沢嘉博記念図書館「江口寿史展 KING OF POP Side B 」についてはこちら: http://www.meiji.ac.jp/manga/yonezawa_lib/exh-eguchihisashi.html
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