「無垢フローリング張り+巾木取付=仕上」
部屋の敷き込みカーペットをフローリングにかえる自作リフォーム、前回のおさらいです。
■お部屋に対してフローリングの張る方向を決める。
基本は部屋の長手方向と平行にフローリングを張ると良い。
↓
■ 専用のフロアー釘とポンチを使い、実際にフローリングを張っていく。
と続いてきました。
慣れないと金槌で指を打ったり(実際に何度もやっています。痛いんだな、これが!)、接着剤をつけすぎて、せっかくの美しい無垢フローリングを汚してしまったり……失敗はあります。
丁寧に、丁寧に作業することが、一番です。
とにかく、焦りは禁物!
さて、前回のおさらいをしたところで、フローリング張り作業を続けます。
フローリング張り終え→壁足元に巾木取り付け→そして完成です。
さぁ、どんどん張っていきましょう?
前回ご紹介したようにフローリングの凸凹を合わせながら、一枚一枚張っていきます。
壁際の最後の一枚は5mm逃げる
どんどん張っていくと壁際の最後の一枚、ピッタリおさまえるためにはサイズ調整する必要が出てきます。壁とフローリングの隙間を5mmほど空ける(逃げる)ようにフローリングの幅をサイズ調整します。
(フローリング最後の一枚の幅=最後の一枚前のフローリングと壁の隙間ー5mm)
最後の調整巾木の幅が決まったら、鋸(ノコ)で切っていきます。
フローリングを縦引で切るので、結構スイスイ切れますね。
(*余談ですが、両面鋸の刃は、縦引、横引用になっているのはご存知ですよね。 細かい刃は、横引用。大きい刃は、縦引用です、ハイ。)
壁際の最後の一枚、壁が邪魔して釘を打ちづらいですね。
フローリング板の壁側角から少し内側に釘を打つと良いですね。
厚さ9mmの巾木を取り付けますから、釘頭は巾木で隠れるので気になりません。
最後の一枚を納めたら、フローリング張りは一応完成!です。
こうしてフローリングを張り終えると、当たり前のように納まっていますが、どうしてこんなに時間がかかるのかな?・・・と思うほど、一枚一枚張っていくフローリング張りは「手間」がかかります。
無垢材を使用することは、手間のかかることなのです。その分、愛着、わきますが、ね。
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