最終的に決めているのは子供? ママ?

そのときママの心には「チョコよりもいちごの方がヘルシーだもの」という気持ちがよぎっていたりする…

そのときママの心には「チョコよりもいちごの方がヘルシーだもの」という気持ちがよぎっていたりする…

「子供に決めさせてあげよう」と思いつつ、結果的には親が決めてしまっていることがよくあります。例えば……

■ケーキ屋にて
ママ:「好きなケーキを選んでいいよ」
子供:「このチョコレートケーキがいい!」
ママ:「こんな大きいの食べられる? こっちのイチゴのケーキの方がいいんじゃない?」

■子供部屋にて
ママ:「今日のお洋服はタンスから好きなものを出して着ていいよ」
子供:「わ~い。じゃあ、これと、これと、これと…」
ママ:「青と黄色と緑かぁ……。この色にはこっちの方がかっこいいと思うよ」

■フラワーショップにて
ママ:「おばあちゃんにどのお花をプレゼントしようか?」
子供:「ん~~(と迷っていると)」
ママ:「おばあちゃんは黄色が好きだから、この黄色のバラがいいかもね。あとは…」

スタート時点では子供にオープンに聞いていたにもかかわらず、やりとりをしているうちに、つい、「こうしたら?」「ああしたら?」と言ってしまい、結局はママの意見に落ち着いてしまうということはありませんか?


子供の決断力が鈍ってしまっている背景に「母親の存在」あり!

今回、「子供の決断力」をテーマにしたのは、今の子供たちの決断力不足を肌で感じているからではありません。親であるママ世代が、なかなか自分で決められない傾向があることに気づいたからです。

「○○がいいと聞きました。私もやった方がいいですか?」
「○○と言われました。どう返答したらいいですか?」

さらには、自分の好みを問われているときでさえ、返答に迷ってしまう方がいらっしゃいます。よくよくお話を聞くと、子供時代は親がすべてを決めてしまっていたとおっしゃる方が非常に多いのです。つまり、幼少時に決断するチャンスが圧倒的に少なかったことが、今に響いてしまっているわけです。

それを考えると、冒頭のようなやりとりは、子供の決断のチャンスを奪っていることになるので、望ましくないといえます。「ケーキくらい」「洋服くらい」と思うかもしれませんが、どんなに小さなことでも、日々積み重なれば習慣化されていくからです。

>>「幼少時にたくさん決断している子は、大人になって大成しやすい」という研究結果について紹介します。