“日本一のイルミ”がいっそうスケールアップ!
夜景鑑定士が選ぶ全国イルミネーションランキングで3年連続1位(2013・14・15年度)とツウも認める美しさ。「なばなの里イルミネーション」が今シーズンも開幕しました(2015年10月24日~2016年5月8日)。毎シーズンの目玉がメイン会場となるテーマエリアのイルミネーション。壮大で幻想的な光のショーが展開されます。
そして、今回のテーマは「アルプスの少女ハイジ」! 何と永遠の名作アニメとのコラボレーションです。
雄大なアルプス山脈、名峰マッターホルン、アルムの麓に広がるお花畑を幅約120m×高さ約35mで表現し、そこにあの懐かしいアニメのテーマソングが流れると、ハイジをはじめとするアニメのキャラクターが登場。ハイジが子ヤギのユキちゃんやセントバーナードのヨーゼフと散歩したり、ペーターと手をつないで踊ったり、ブランコをこいだり、雲に乗って空を飛んだり。永く愛され続けている名作だけに、幅広い世代が懐かしくもほのぼのとした気分を感じられます。
それに前後して夜明け、雷、雨、虹、夕焼け、月夜、春夏秋冬と景色はダイナミックに移り変わり、全10シーンが約7分間にわたって展開されます。
今やすっかり東海の冬の風物詩となったこのイルミは今年で12回目。筆者はほぼ毎年観ていますが、LEDによる色彩の表現が年々繊細になり進化しているのがスゴいところ。ハイジなどの細かな動きの実現はその象徴といえます。
見どころ・楽しみどころは他にもいっぱい
テーマエリアだけでなく、施設全体がイルミネーションによって美しく彩られます。代名詞とも言うべき全長200mの「光のトンネル」、様々な“青”が色変わりしていく100mの光のトンネル「青の世界」、水上イルミとしては国内最大級の「水上イルミネーション」、青い光が幻想的な「光の雲海」など、各所のイルミネーションのほとんどがバージョンアップしています。場内には大温室のベゴニアガーデン、各種レストランやご当地ファストフードなどの屋台、温泉に足湯とイルミ以外のお楽しみも豊富に揃っています。イルミに灯りが灯ってからは込み合うので、早めに訪れて食事などを楽しんだ後、イルミを鑑賞するのもいいでしょう。
名古屋からは車で約40分、近鉄+直行バスで約30分。週末や年末年始などは混雑し、特にクリスマスシーズンや閉幕間際は場内をまっすぐ歩けないほど。美しい景観をじっくり楽しみたい場合は、早めに行くことをお薦めします。
□なばなの里
・ 所在地:三重県桑名市長島町駒江漆畑270
・ TEL:0594-41-0787
・ 営業時間:9時~21時(22時までの延長営業日あり)
・ 料金:2100円(村内で使える1000円分の金券付き)、小学生未満無料
・ アクセス:近鉄名古屋駅から近鉄長島駅まで急行臨時停車で約17分、アクセスバスで約10分。名古屋駅名鉄バスセンターから直行バスで約30分。車の場合、東名阪道長島ICまたは伊勢湾岸道湾岸長島ICから約10分
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