それぞれ用途に合わせて使い分けているようです。また、中高年だけでなく、若い人たちの中にも、見やすい大きな画面のタブレットを愛用する人が増えてきています。
ただ現在のタブレットは、低価格なWi-Fiモデルが主流ですので、通話や移動中のインターネット利用のためには、スマホも合わせて使う必要があります。そうなると2台持ちとなるケースも増え、持ち歩く荷物や重量が増えて負担になるのが悩みの種です。
モバイル通信に対応したSIMフリータブレットも登場してきていますが、さすがに7インチ以上ある大きくて重いタブレットは、通話やLINEなどSNSを利用するには重く、手の疲れや取り回しがしにくく、使い勝手がイマイチというのが正直なところでしょう。
そんな悩みを持つ人に最適なのが、スマホとタブレットの良いとこ取りをした6.8インチ画面のファブレット「HUAWEI P8max」です。
P8maxは、名機 Xperia Z Ultraの後継者
P8maxは、画面サイズが6.8インチ。7インチタブレットとほぼ同じ画面サイズのSIMフリースマホ(ファブレット)です。一般的な7インチタブレットと比較すると、いかにP8maxが小型なのかがわかるかと思います。ファブレットには厳密な規定はなく、一般的には通話に対応した7インチ未満の大型スマホがファブレットと通称されています。
P8maxも画面サイズ的にはタブレットといっても良いサイズですが、通話に対応していることと、2014年にauから発売された6.4インチのXperia Z Ultraと同等の本体サイズであることからも、スマホ(ファブレット)に分類されることが多いようです。
さて、P8maxをファブレットたらしめている本体サイズを、ファブレットの名機といわれているXperia Z Ultraと比べてみましょう。
■HUAWEI P8max
サイズ 高さ約182.7mm×幅約93mm×厚さ約6.8mm、重さ約228g
■Xperia Z Ultra
サイズ 高さ約179.0mm×幅約92mm×厚さ約6.5mm、重さ約212 g
■(HUAWEI P8max)-(Xperia Z Ultra)
サイズ 高さ約3.7mm×幅約1mm×厚さ約0.3mm、重さ約16g
このように、P8maxは、限りなく7インチに近い6.8インチの大画面ながら、ほとんど6.4インチのXperia Z Ultra本体と同じなのです。
P8amxは、ファブレットの名機として現在でも愛用されている人も多いXperia Z Ultraの後継機種と言ってもよいでしょう。
ハイスピード、低発熱、長時間利用のハイエンドファブレット
P8maxは、大画面なだけではありません。CPUは、Hisilicon Kirin 935の64ビット・オクタコアで2.2GHzの高速処理に対応。メモリもRAMが3GB、ストレージのROMが32GBと十分です。バッテリーも4,360 mAhと大容量で長時間の利用が可能です。
最近問題化されている発熱も、big.LITTLE構成のCPUアーキテクチャで低く抑えることができます。
ディスプレイは、約6.8インチフルHD(1080 x 1920)の大画面。カメラは、メインが1300万画素(F2.0/光学手ブレ補正)、インカメラが500万画素(開口部 F2.4/広角22mm)。OSはAndroid 5.1となっています。
通信は、国内のLTEにも対応し、Wi-Fiも11ac対応と高速性を確保できています。
■対応の通信方式
- FDD-LTE: B1/B3/B7
- TDD-LTE: B38/B39/B40
- UMTS: B1/B6/B8/B19
- TD-SCDMA: B34/B39
- GSM: 900/1800/1900
では、P8maxの特徴と魅力をみていきましょう。