持ち歩くパソコンの最小サイズ、Surface Book
Surface Pro 4と同時に発表された「Surface Book」は、先の2製品と比べて「タブレット」ではなく「パソコン」であることをメインとして考えられている製品と言えるでしょう。Surface Book
13.5インチとSurfaceの中で最も大きな画面サイズなのは、物理キーボードを使うような各種ソフトを快適に使うための「最低基準」がこの大きさだと推測できます。
また、その物理キーボードも他社のような「出っ張った」ジョイントではなく、ぐるりと丸まった独特の形状をしており、分離状態の際にはキーボード側もまっすぐな板にできるようになっています。分離して持ち運ぶのなら、こちらおほうが好ましいのは言うまでもありません。
折りたたんだ状態。広げれば一枚の板になる。
また、キーボード部分にUSB3.0ポートも2つ備え、SurfacePro 4やSurface 3ではマイクロだったSDカードリーダーもフルサイズになります。デジタルカメラから写真を取り込むのにSDカードリーダーを持ち歩く必要はありません。
この製品からは、マイクロソフト社が考える「持ち歩くWindows 10の最小サイズ」がこの製品であることがわかります。
まとめ
このように、Surfaceの3機種を比較するとWindowsを提供しているマイクロソフト社が、状況別にWindowsを快適に使うための大きさや性能が見えてくると思います。Surfaceは、Windowsを具体的に表現した「看板」とも言えることがわかる。
大手家電量販店ではSurfaceを展示しているお店も多いので、ぜひ手に触れてみてどのようなWindowsパソコンが自分にピッタリなのか検討する判断材料にしてください。