山梨の観光・旅行

ワイン好き必見!山梨の「シャトー・メルシャン」見学(3ページ目)

山梨県勝沼市にあるワイナリー「シャトー・メルシャン」。多彩なワインのテイスティングが楽しめるほか、日本ワインの歴史がわかる資料館なども併設され、お楽しみがいっぱい。日本のワインに興味があるなら一度は行きたいワイナリーです。

古屋 江美子

執筆者:古屋 江美子

旅行ガイド

さらにワインを堪能するなら、ワイナリーツアーがおすすめ

シャトー・メルシャン・セラー

シャトー・メルシャン・セラー。ツアー以外ではセラーへの立ち入りはできない

ワイナリーツアー(有料、要予約)もおすすめです。魅力はなんといっても、セラーや畑など、ツアー以外では立ち入れない場所が見られること。なお、いずれのコースでも見学できる「シャトー・メルシャン セラー」は、地下にある温度管理された樽育成庫・瓶貯蔵庫。「祝村ヴィンヤード(見本ブドウ園)」は、カベルネ・ソーヴィニヨンやメルロー、シャルドネ、甲州など、ワイン醸造に使われるブドウ17種を栽培している畑で、ブドウの品種や樹齢の違いなどについて学べます。

コースは全3種類。ブドウ栽培やワイン造り、ワイン育成についての説明はどのコースにも含まれます。大きな違いはテイスティングメニューの内容です。

(1)ベーシックコース

シャトー・メルシャンの基本的なワイン造りや楽しみ方を学べるツアーです。「シャトー・メルシャン セラー」「シャトー・メルシャン ワイン資料館(旧宮崎第二醸造所)」「祝村ヴィンヤード(見本ブドウ園)」「ワインギャラリー」を見学し、「山梨県主要栽培ブドウ品種(甲州、マスカット・ベーリーA)」から造るワインのテイスティングテイスティングを楽しみます。

開催日時:平日、土・日・祝日(定休日・休業日を除く)10:30~11:30、14:00~15:00(午後の開催は9・10月の平日のみ)
所要時間:約60分
定員:定員:20名(※要予約)
参加費: 500円(税込)

(2)スペシャルコース
ベーシックコースとの大きな違いは、テイスティングメニュー。シャトー・メルシャンの各産地のワイン造りを知ることができます。「シャトー・メルシャン セラー」「シャトー・メルシャン ワイン資料館(旧宮崎第二醸造所)」「祝村ヴィンヤード(見本ブドウ園)」「ワインギャラリー」を見学し、シャトー・メルシャンの各産地のブドウ品種から造るワインのテイスティングを楽しみます。

開催日時:平日、土・日・祝日(定休日・休業日を除く) 13:00~14:30
所要時間:約90分
定員:15名(※要予約)
参加費:1000円(税込)

(3)エクスクルーシヴコース
テイスティング中心のコース。ワイナリースタッフ案内による「シャトー・メルシャン セラー」「祝村ヴィンヤード(見本ブドウ園)」「ワインギャラリー」の見学のあとは、テーマを絞り込んだワインを掘り下げて解説します。テーマは年数回変わります。

開催時間: 土・日・祝日(定休日・休業日を除く)13:30~15:00
所要時間:約90分
定員:10名(※要予約)
参加費:2000円(税込)

秋の恒例イベント!シャトー・メルシャン ハーベスト・フェスティバル

ぶどう踏み体験

ワイン娘が素足でブドウを風伝統的な風習を披露。ゲストも体験可能

※2017年は山梨ではなく、東京で開催。2018年開催場所は未定

毎年秋には「シャトー・メルシャン ハーベスト・フェスティバル」が開催されています。「シャトー・メルシャン」シリーズなどをグラス1杯から試すことができ、ワインにぴったりな各種料理の出店なども。昔のワイン造りの際に実際におこなわれていたという「ぶどう踏み体験」ができたり、ライブの演奏を楽しんだり、普段とは違う体験も目白押し! 例年多くの人でにぎわいます。

豊かな自然に囲まれた開放的な空間で、日本のワインの歴史に思いをはせながら、ワインを楽しむ―。そんな休日はいかがですか?

■シャトー・メルシャン
住所:山梨県甲州市勝沼町下岩崎1425-1
アクセス:JR中央本線勝沼ぶどう郷駅からタクシーで約8分、塩山駅からタクシーで約10分
TEL:0553-44-1011
定休日:火曜日および年末年始(※火曜日が祝日の場合は営業、翌日振替休日)
時間:9:30~16:30
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