アラビアン・パラダイス！バーレーンの人気観光ツアー [中近東] All About

中東のパラダイス！小さくて大きな国バーレーンへの旅の誘い

石油が発見されるまでは、貿易基地や真珠の産地として繁栄しました

南北に48km、東西に16kmの小さな島国で、日本の奄美大島とほぼ同じ大きさです。空の玄関口となるバーレーン国際空港は、中東諸国から数多くのフライトがあるほか、ヨーロッパへの経由便が就航しています。サウジアラビアへは海の上につくられた高速道路で約1時間。金曜と土曜には、お酒や服装などに寛容なバーレーンで週末を過ごすサウジアラビア人で道路が大渋滞します。首都マナーマでは、ドバイやドーハ同様に建設ラッシュが続き、奇抜なビルが立ちならびます。

小国ですが、見逃せない観光スポットが数多くあります。世界遺産のバーレーン・フォートなどの史跡、近未来都市の首都マナーマ、サウジアラビアに続く高速道路のキング・ハファド・コーズウェイなどは島の北部に固まっていますが、生命の木やF1のサーキットは内陸部にありますので、車が必須。公共交通機関が発達していないため、貸切チャーターツアーの利用が一般的です。1日あれば主だった観光スポットをぐるり巡ることができますので、ドバイやアブダビ、ドーハなどから日帰りでバーレーンを訪れるのもスムーズです。

お手軽に！貸切チャーターツアーで巡る　アラビアン・パラダイス

サウジアラビアとカタールの間にある小さな島国バーレーン。まだまだ日本人観光客は少なく、ある意味神秘の国です。最もイスラム教の戒律が厳しいとされるサウジアラビアと橋で繋がっているにも関わらず、バーレーンは中東で一番イスラム教の戒律がゆるく、周辺国のイスラム教徒のパラダイスとして絶対的な存在を誇っています。もうひとつのアラブを体験しに、バーレーンへでかけましょう。

■旅のはじまり！バーレン北部（近代都市マナマ、旧市街ムハラク、世界遺産バーレンフォート）

急速な発展を続ける首都マナマのスカイライン

国の北東端に位置するバーレーン国際空港に到着後、まずは隣接する旧市街ムハラクへ。かつてのバーレーンの首都で、アラブ伝統の建物が立ちならびます。いくつかの建物が博物館やアラブ文化体験のワークショップ、カフェなどに改装されていて、バーレーンの歴史を知るのにぴったり。甘～いスイーツショップが集まるスーク（市場）も是非訪れてください。バーレーンが誇る世界遺産であるバーレーン・フォートも見逃せません。紀元前3千年に繁栄したとされる謎の古代文明ディルムンの足跡をたどるミステリーな旅も人気です。

■足を伸ばして　バーレン内陸部（生命の木、バーレーン・インターナショナル・サーキット）

生命の神秘を感じてならない、パワースポットの「生命の木」

地下水が豊富なバーレーンは、他の中東諸国に比べて緑が多いのが特徴ですが、内陸部には荒涼とした岩砂漠が広がります。石油の採掘が行われている場所で、草木が生えない荒れ果てた大地が延々と続きますが、そんな中に1本だけポツンと大きく枝を広げた木があります。水も無いのに成長を続けていることから「生命の木」と呼ばれ、パワースポットになっています。内陸部のもう1つの観光スポットが、毎年F1グランプリが開催されるバーレーン・インターナショナル・サーキット。アブダビGPが行われるまでは、中東唯一のF1サーキットとして世界にバーレーンの名を知らしめました。

■ドバイ、アブダビ、ドーハから気軽に日帰り＆1泊2日でバーレーンへ

バーレーンとサウジアラビアの国境にある道路標識。ゲートの向こうはサウジアラビアです！

日本から直行便が就航しているドバイ、アブダビ、ドーハから、バーレーンまでは飛行機で約1時間。各地から朝のフライトでバーレーンに入り、1日まるまる観光して、夜のフライトで戻るというバーレーン小旅行はいかがでしょう？アラブ首長国連邦とカタールも比較的イスラム教の戒律が厳しい国ですので、バーレーンに行くと、その違いを感じることができます。もう1日足して1泊2日なら、もっとバーレーンを満喫できます。

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