アップデートの方法
WatchOSのアップデートはiPhoneから実施。iPhoneはiOS 9.0以上である必要があります。iPhoneのWatchアプリの「設定」→「一般」→「ソフトウェア・アップデート」より実施します。なお、OSアップデートに関しては「Apple Watch」をACアダプターに接続している必要があります。アップデートの所要時間は回線の環境にもよりますが、約1時間ほどかかりました。文字盤の壁紙
「Apple Watch」の楽しさは、時計の文字盤のカスタマイズです。今回のアップデートでは文字盤に写真を選択して壁紙にすることができるようになりました。文字盤の「フォトアルバム」を選択すると、Apple Watchに保存されている写真を、画面が点灯する度に、または画面をタップする度にランダム表示にて、違う写真を表示することができます。以下の写真は、Apple Watchに、自分で撮影したお気に入りの写真を複数枚保存しておき、「フォトアルバム」にてランダム表示させた例です。
文字盤の文字カラーのカスタマイズ
文字盤には、予定・天気・アクティビティなど、情報を表示できますが、このテキスト情報に関して、文字のカラー変更ができるようになりました。いろいろなカラーを選択することで、カラフルな文字盤となります。「タイムトラベル」機能で過去と未来の予定を確認
時計ならではの機能が追加されました。文字盤の時間をデジタルクラウンを回すことにより、時間を進めたり遅らせたりすることができ、その時間の予定を確認することができます。時間を進めることで予定を確認するという操作体験が楽しく感じます。ナイトスタンドモード
充電中に横向きに置くことで、時計表示をするようになりました。時計が大きく表示されます。その他
アクティベーションロック機能がApple Watchに搭載されました。また、コンタクトボタンを押して表示されるクイックアクセスに12人以上登録できるようになりました。Apple Watch単体でWi-Fiアクセスが可能になり、Apple Watch単体で動作するネイティブアプリ、Apple Watchによるメール返信機能など、多数の機能が追加されています。以上、WatchOS 2.0へのアップデートのポイントでした。いろいろな機能アップのポイントがありますが、日常的に便利な機能が「タイムトラベル」です。文字盤表示のままで、デジタルクラウンを回すことで予定が確認できるのは便利です。時計機能として一番使う機能は文字盤ですので、文字盤の機能の充実は今後も期待したいところです。さらに、WatchOS 2.0に対応したアプリがリリースされることで、使い勝手が上がることでしょう。