良好な関係を築くポイント
良好な関係には“聞く”ことが大事!
それは、“聞く”ことです。
“聞く”と言っても単に聞くだけではありません。今回は3つのポイントを紹介します。
ポイント1:相手の思いや意図を意識して聞く
「相手の話をきちんと聞く」というのは、とても重要なことです。それは単に聞けばいいのではなく、相手の言葉には、どんな思いが込められているのか?を理解する必要があるのです。ストレートに表現する人も入れば、オブラートに包んだ言い方をする人もいます。
どちらであれ、人は自分の思いをきちんとキャッチできる人に対して、「気が合う」と思うものです。
逆を言えば、自分の話を理解できない人、とんちんかんな受け答えしかできない人に対しては、「相性が悪い」と思うものなので、気を付けましょう。
また、相手が自分にしてくる質問にも、意図が隠されていることは多いものです。
付き合う前だったら、「今、恋人はいるのか」「相手は、自分の望むようなタイプなのか」「自分と付き合う気はあるのか」などをやんわり探っていることも多いでしょう。
例えば、好きな男性に「料理は作るの?」と聞かれたとします。おそらく、彼が色々と相手の知らないことがある中からそれをチョイスするということは、「家庭的な女性と付き合いたい」と思っている可能性は高いのです。
そんなときに、「全く作れない」と正直に答えてしまうと、単に自分のカブを下げるだけです。嘘までつく必要はありませんが、「あまり上手ではないけど、今、勉強中なの」「得意ではないけど、豚の角煮だけは誰よりも美味しく作れるの!」など、相手が望んでいる回答により近づけるような言葉を添えた方がいいでしょう。
さらに、大人になればなるほど、“耳触りの良いだけの言葉”というものもあります。これには注意が必要です。それを次のページで紹介します。