歴史深い「赤れんがパーク」でブランチを
海を満喫したら、散歩しながら「赤れんがパーク」へ。赤れんがパークの建物は、ほとんどが、旧海軍舞鶴鎮守府の軍需品等の保管倉庫として、明治時代に建てられたもので、そのうち8棟が重要文化財に指定されています。こちらでは定期的にイベントが開催されたり、展示があったりと、文化交流の場として親しまれている場所です。
私たちはここでお土産を購入。舞鶴といったら「海軍カレー」が定番。コクがあって、肉や野菜もたっぷり入ったカレーです。
実は舞鶴は「肉じゃが発祥の地」!
またあまり知られていませんが、舞鶴は肉じゃがの発祥地でもあります。ここでちょっと肉じゃが誕生のお話しを。舞鶴はかつて日本海側唯一の海軍鎮守府が置かれた町でした。海軍舞鶴鎮守府初代司令長官の東郷平八郎中将は、7年間イギリスに留学した経験があり、その時に食べたビーフシチューが忘れられず、料理長にビーフシチューの再現を依頼します。しかし、当時の舞鶴にはワインやバターなどの調味料がなく、料理長は醤油、砂糖、胡麻油で味付け。ビーフシチューとはまったく別物ですが、あまりにおいしかったため、東郷氏はじめ、海軍の間で食べられるようになったのだとか。今では和食の定番になった肉じゃが。ここではオリジナルの肉じゃがも多数揃っているので、お好みのものを厳選して買われてみては?お酒のおつまみにもぴったりですよ。
ランチは敷地内の芝生広場にある「ブリックハウス」で軽くピザをシェア。
手作り感満載のピザは、ソーセージや野菜がトッピングされ、ボリュームたっぷり。潮風を感じながら食べるのは、また格別です。
■赤れんがパーク
住所:京都府舞鶴市字北吸1039番地の2
電話:0773-66-1096
営業時間:9:00~17:00
アクセス:京都から直通バスで90分