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北海道の道東三湖(阿寒&屈斜路&摩周湖)道東のパワースポット8選

道東三湖と呼ばれる阿寒湖、屈斜路湖、摩周湖は、北海道では人気の観光スポットです。たくさんの観光客が集まるこのエリア、実はここが良いエネルギーが滞留しているパワースポットであり、それが人を呼ぶ力になっているという事をご存じでしょうか?ここでは風水という観点からこの道東三湖のエネルギーの流れを解析し、ここにある様々なパワースポットに皆さんをご案内します。

大谷 修一

執筆者:大谷 修一

北海道ガイド

道東三湖は、風水エネルギーの貯蔵庫!

北海道の道東三湖(阿寒&屈斜路&摩周湖)道東のパワースポット8選

周囲が山に囲まれた阿寒湖

【目次】
1. パワースポット・摩周湖
2. パワースポット・神の子池

3. パワースポット・屈斜路湖の和琴半島
4. パワースポット・阿寒湖のヤイタイ島
5. パワースポット・阿寒湖畔の白龍神王の祠
6. パワースポット・阿寒湖湖畔のボッケ
7. パワースポット 阿寒湖湖畔の熱岩
8. パワースポット・オンネトー

北海道観光のメッカ、阿寒湖、屈斜路湖、摩周湖。この三つの湖は、道東へのツアーバスやマイカーは必ず立ち寄るといわれている道内有数の人気観光スポットです。もちろん風光明媚な景観や良質の温泉など、人が集まる魅力をふんだんに備えているということもありますが、このエリアを風水という観点から見ると「良いエネルギーが滞留するゾーン=パワースポット」であり、これが人を呼ぶ力になっていると思われます。

次の図をご覧ください。
 
  

道東三湖の地形と風水エネルギーのルート


祖山(そざん)と呼ばれるパワーの噴出孔・旭岳から出た風水エネルギー=龍は、急峻な大雪山系を走るエネルギールート=龍脈(りゅうみゃく)に沿って東に流れ、阿寒湖・屈斜路湖・摩周湖を「龍がとぐろを巻くように」その周囲の山々を巡りながら知床半島へと抜けていきます。その結果、3つの湖の外輪山そのものが湖を取り囲むブロックとなり、螺旋状に内部の湖水=「水」にエネルギーを溜める「山環水抱(さんかんすいほう)」という「吉相の地形」を形成するわけです。
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龍がとぐろを巻くように湖を囲む吉相の地のイメージ図 (黒滝氏画)

注 北海道の風水エネルギーのルートに関しては、オールアバウトのガイド記事「札幌の風水パワーの秘密!風水師が札幌開拓史に隠された謎を解説」 も合わせてご参照ください。

阿寒湖、屈斜路湖、摩周湖は湖全体が「風水エネルギーの貯蔵庫」とも言え、湖畔や周辺には強力なパワースポットがたくさんあります。これから皆さんを、そんな元気いっぱいのエネルギーゾーンにご案内しましょう。
 

1. パワースポット・摩周湖

  

裏摩周展望台からカムイヌプリを望む

「霧の摩周湖」と歌にもうたわれた摩周湖。ここはアイヌ語でカムイトー(神の湖)と呼ばれる神秘の湖で、本州から来る観光客にとって一度は訪れてみたい人気の観光スポットです。

風水的に見ると、摩周湖は三湖の中で最も外輪山によるブロックが強力な場所です。摩周湖の風水をわかりやすく理解いただく為に、まず「湯飲み茶碗に入ったお茶」を思い浮かべてみてください。
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茶碗に当たる摩周湖の外輪山は「エネルギーを内部に閉じ込める器」、そしてお茶に当たる湖水は「エネルギーを貯える水」と見なされます。切り立った山壁に囲まれた湖の水面付近には、熱いお茶から立ち上る湯気のように風水エネルギーが充満していると推測されます。
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摩周湖の地形

残念ながら湖岸への立ち入りはできませんが、茶碗の縁である摩周湖の展望台からでも風水エネルギーの取り込みは充分可能です。

摩周湖は、観光ルートとしてバスやマイカーが立ち寄る西側の第1、第3展望台が有名な場所ですが、風水パワーを取り込む目的なら東側の摩周湖中標津線から入っていく摩周岳側の展望台、通称「裏摩周」展望台がオススメ。特に早朝で観光客が少ない時間帯を狙えば、湖面に滞留する爽やかなエネルギーと正面に見えるカムイヌプリ(神の山、和名は摩周岳)のパワーを効果的にゲットできますよ。

摩周湖のDATA
場所     北海道斜里郡清里町清泉
問合せ   なかしべつ観光協会 0153-73-3111
関連サイト https://www.masyuko.or.jp/introduce/mashu/

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2. パワースポット・神の子池

  

神の子池

裏摩周展望台から摩周湖中標津線を清里町方面に向かってさらに10km、途中にある看板表示に従って左折したその先に「神の子池」と呼ばれる池があります。
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道路から脇道に入る場所を示す看板

外周220mほどの小さなこの池は、実は地下で摩周湖とつながっており、1日12000トンもの摩周湖の水がわき出ているとのこと。言い換えると摩周湖のエネルギーをたっぷりと含んだ「気」の湧出ポイントということができます。

駐車場から遊歩道を歩くこと数分。深い林の中に神秘的なブルーの神の池が現れてきます。透明度の高い水の底には「五角形」の倒木が。その周辺はライトブルーとエメラルドグリーンが混じり合い、まるで宝石のような色あいを醸し出しています。
  

宝石のような色あいを醸し出す神の子池

この「五角形」という形は、風水では「木火土金水」の5つのエネルギー、五行を表す神聖な形とされており、霊符などに用いられる場合もあります。

美しい翡翠色の池とそこに漂う癒しの「気」、そしてその力を象徴するかのように水底に沈む「五角形の印」……。摩周湖・カムイトーの伏流水がもたらした神の子池は、まさに「カムイ(神)の子供」の名前にふさわしいパワースポットと言えるでしょう。

神の子池のDATA
場所    北海道斜里郡清里町清泉
問合せ   きよさと観光協会 0152-25-4111
関連サイト https://www.kiyosatokankou.com/kaminokoike.html

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3. パワースポット・屈斜路湖の和琴半島

   

展望台より屈斜路湖を望む

その面積約80平方km、カルデラ湖としては日本最大を誇る屈斜路湖。この広大な「水」のエネルギーゾーンの中でも特に風水パワーが凝集されているのが和琴半島です。ここは湖の南から突き出ている半島、というよりは細い砂州でつながっている島。屈斜路湖をとりまく大きな「山」とその内側のエネルギーを含んだ「水」の二つに囲まれており、風水的に「二重に守られた」パワースポットと言えます。
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屈斜路湖のパワースポット・和琴半島

半島への入口付近にはお土産物屋やキャンプ場、貸しボートの乗り場も。夏場は湖畔で水泳やウィンドサーフィン、カヌーなどを楽しむ姿も見られます。
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湖畔で水遊びを楽しむ子供達

島は約2.5kmの自然探勝路が整備されており、その中にある屈斜路神社や先端で噴気を上げる「オヤコツ地獄」を巡りながら1時間程度で周遊することができます。また、その一角には無料で入浴できる露天風呂も。
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無料の露天風呂

ここの露天風呂は、脱衣室があるとはいえ混浴。しかも観光客の見ている中ということもあり、特に女性の方はちょっと尻込するかもしれませんね。ただ、このパワースポットの真ん中で「風呂に浸かって全身からエネルギーを吸収する」というのは、風水パワーを吸収する最も効果的な方法。勇気をだして入浴するだけの値打ちはありますよ。

屈斜路湖のDATA
場所   北海道川上郡弟子屈町屈斜路 和琴半島
問合せ  弟子屈町役場  015-482-2191
関連サイト https://www.masyuko.or.jp/introduce/kussharoko/

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4. パワースポット・阿寒湖のヤイタイ島

  

風水エネルギーが滞留する阿寒湖

東に雄阿寒岳、西にフップシ岳を抱き、それに連なる山々が内部の湖水を強力にブロックしている「山環水抱(さんかんすいほう)の地」・阿寒湖は、エリア全体のパワフルな「氣」が滞留しているエネルギーの貯蔵庫。そんな阿寒湖の中に「ヤイタイ島」と呼ばれる小さな無人島が浮かんでいます。
  

阿寒湖の無人島・ヤイタイ島。左手は上陸の舟

外周300m程度の小島ながら島の中心には「白龍神王の祠」があり、龍神様がお祀りされています。この小さな島が実は阿寒湖エリアで最強の、いや北海道内でも屈指のパワースポットなのです。蛇の化身である龍神様は金運を呼び込む守り神。また白い色は風水の五つの力=五行(ごぎょう)で「金」を表すシンボルカラーですので、白龍はまさに「金運のパワーの象徴」と言えます。
  

ヤイタイ島・白龍神王の祠

なお、このヤイタイ島は遊覧船やモーターボートでは上陸できないので、こちらを参拝する為には湖畔の釣り船に依頼してください。


パワースポット・ヤイタイ島の詳細に関しては、オールアバウトガイド記事 北海道のパワースポット【保存版】 風水師が選んだ18選 も合わせてご覧ください。

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5. パワースポット・阿寒湖畔の白龍神王の祠

  

エコミュージアムセンター裏手の白龍神王の祠

「ヤイタイ島の白龍神王を参拝して何とか金運アップにつなげたいが、島に渡る時間がない……」

そんな方の為にあるのが、出先機関とも言うべきもう一つの「白龍神王の祠」。こちらは、阿寒湖畔エコミュージアムセンター裏手の小高い丘の上にお祀りされており、ここからなら裏手の石段を登ってほんの数分で到着します。

せっかくやってきたパワースポットの宝庫、阿寒湖。できることなら少し時間を取って、まず白龍神王の祠で金運をお祈り、それから熱岩、ボッケを巡って風水エネルギーをチャージするという「阿寒湖パワースポットウォーク」にトライしてみたらいかがでしょうか。

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6. パワースポット・阿寒湖湖畔のボッケ

  

泥の中から蒸気を噴出するボッケ

「ボッケ」はアイヌ語のポフケ「煮えたつ」が語源で、火山活動により発生した硫化ガスや水蒸気が、熱い泥とともに吹き出している泥火山を言います。湖周辺や山には何ヶ所かボッケがありますが、阿寒湖畔エコミュージアムセンターから湖に突き出た半島状の先端にあるボッケが一番お手軽に行けるパワースポット。

泥の中からボコボコと吹き出す水蒸気と一緒にボッケの「火」のエネルギーを吸収すれば、みるみる元気が湧いて来ますよ。

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7. パワースポット 阿寒湖湖畔の熱岩

  

散策道の上にある熱岩

阿寒湖畔エコミュージアムセンターからボッケに行く遊歩道の途中に、「熱岩」と称する不思議な岩があります。遊歩道に露出したこの岩の部分だけ冬でも雪が融けており、上に立つとぽかぽか暖かいエネルギーが伝わってくる、言わば天然の岩盤浴ストーン。

道の真ん中でちょっと判りにくいかも知れませんが、もし見つける事ができたらここで大地のパワーもたっぷりと吸収しておきましょう。

 阿寒湖のDATA
場所     釧路市阿寒町阿寒湖温泉1-1-1
問合せ先  阿寒湖畔エコミュージアムセンター 0154-67-4100
関連サイト  https://ja.kushiro-lakeakan.com/

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8. パワースポット・オンネトー

阿寒湖の南西、雌阿寒岳と阿寒富士の麓に、「裏阿寒湖」とも言える小さな湖、オンネトーがあります。オコタンペ湖、東雲湖とともに北海道三大秘湖の一つとされているこの湖は別名「五色沼」と呼ばれ、水の色が見る時間と場所によってディープブルーからエメラルドグリーンへと刻々と変化していくその幻想的な美しさがその魅力です。
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水の色が見る時間と場所によって刻々と変化する

湖畔一帯は、雌阿寒岳から下りてくる女性的な優しい「癒やしのエネルギー」に満ちあふれています。付近を散策するだけでも、その「気」は充分を吸収できますが、もし時間が許すなら湖畔沿いに整備された木道を歩いてみましょう。

遅い春、湖畔に咲く水芭蕉や様々な野花を愛で、木々でさえずる小鳥たちの歌を聞きながら水辺をそぞろ歩けば、オンネトーの清純な波動が全身を浄化してくれ、きっと細胞の隅々まで若返るに違いありません。
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遅い春、湖畔の木道脇に芽吹く水芭蕉

オンネトーのDATA
場所    北海道足寄郡足寄町茂足寄
問合せ   あしょろ観光協会  0156-25-6131
関連サイト http://www.ashoro-kanko.jp/kanko/index.html

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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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