魚を購入すると、袋に酸素を詰めてパッキングしてくれます。気温にも拠りますが半日~1日はこの状態で持ちますが、できるだけ早めに水槽に放してあげると良いでしょう。
さあ、気に入った魚を買ってきたら水槽に放してみましょう。
しかし、すぐに水中に放してはいけません。まず、袋に入れたまま30分から1時間ほど浮かしておき、袋の中と水槽の水温を合わせます。その後、水槽の水をゆっくりと、少しづつ、何回かに分けて、(10分間隔で袋の水の1/5ぐらいの量を4~5回)袋に入れます(水槽と袋の水質を近づける為)。
できましたら、さあゆっくりと魚を放して上げて下さい。
しかし、セットしたばかリの水槽に、多くの魚を入れることはできません。
まだ、水を綺麗にしてくれる"バクテリア"の発生が不十分だからです。あと2、3週間は、新たに魚を増やさない方が良いでしょう。その後、約4cm程度の魚を5匹ほど追加する事は可能です。
参考までに、グッピーなら3pr、ネオンテトラなら10匹ほどこのサイズの水槽に入れることができます。
では今後の注意点を、幾つか挙げておきます。
≪重要≫
1、餌を与えるのは、魚を放して2日後から。
※放したばかりの魚は、環境の変化に慣れてない為、積極的に餌を食べません。落ち着いてから、様子を見ながら食べ残しの無いように与えてください。
2、餌は、1~2回/1日。与えたら、直ぐに(1分程度)食べつくす量を食べ残しの無いように!
3、7~10日毎に水量の1/3の水換え。
水槽の水は、段々汚れていきます。新鮮な水と交換してあげましょう。その際、水道水を直接入れてはダメです。市販の塩素中和剤で塩素を中和してから換えます。
水換えには、こんなグッズがあると便利です。これは、専門店で500円前後で販売されています。サイフォンの原理により、水を抜く事ができます。
熱帯魚の飼育は、それほど難しいものではありません。まずは、この様な小型の水槽で、試して見てはどうですか?