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新型プリウス発表!進化したスタイルを徹底解剖

トヨタの新型プリウスがアメリカ・ラスベガスで世界初披露された。現行モデルよりワンランク上のクルマに感じるデザインだが、いったいどんなクルマになっているのだろうか。デザイン、ボディサイズ、エンジン、燃費、そして自動ブレーキなど細かくチェックしていこう。

国沢 光宏

執筆者:国沢 光宏

車ガイド

現行モデルよりワンランク上に感じる新型プリウス

4代目となる新型プリウスがアメリカ・ラスベガスで世界初披露された(写真は北米仕様)

4代目となる新型プリウスがアメリカ・ラスベガスで世界初披露された(写真は北米仕様)


新型プリウスのデザインがラスベガスショーで公表された。一方、日本仕様の詳細情報は国内のディーラーに伝えられており、商談を開始したというユーザーも出てきたようだ。先代プリウスを思い出すと、発表と同時に納期が半年以上になってしまった。もし新型プリウスに早く乗りたいというなら、早めのオーダーをすすめておく。

ということで新型プリウスの情報を。まずデザインだけれど、下の写真を御覧頂きたい。今までのプリウスは、いわゆる5ドアHBボディだったが、新型を横から見たら短いトランクを持つ感じ。燃料電池自動車MIRAI(ミライ)のようなシルエットである。空気抵抗を追求した結果とのこと。現行モデルよりワンランク上のクルマに感じることだろう。
低重心パッケージによってスタイルの良さを追求

低重心パッケージによってスタイルの良さを追求


ボディサイズも一回り大きくなっている。全長は60mm長くなり4540mmへ。全幅も15mm広がり1760mmとなった。一方、空気抵抗を減らすべく全高は20mm低くしてきた。ラスベガスショーでは「今までのプリウスより居住性が向上しています」。乗った感じも一回り大きいクルマになっていると思う。後で紹介する通り、値上がりも仕方ないか?

搭載されるパワーユニットは現行モデルと同じ1.8リッターエンジン+モーター。いずれも出力を若干落とし、その代わり燃費を追求している。ただ、絶対的な加速性能や最高速などは若干ながら現行モデルより速くなっている模様。このあたり、モーターの制御や車重、空気抵抗などの改善でカバー出来ると言うことなんだろう。

新型プリウス

 

新型プリウス

 

新型プリウス

 

新型プリウス

 


次ページでは、気になる燃費、そして自動ブレーキについて詳しく解説

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