東京から特急で2時間弱、そこにはブラジルがあった!


大泉カルナバル

毎年9月に行われるサンバの祭典 ・大泉カルナバル(写真提供:大泉町観光協会)

24時間近く飛行機に乗らなくても、東京から数時間で南米に行った気になれる !? そんな異国情緒いっぱいのブラジルタウンが群馬県大泉町にはあります。前回の記事では、そんなブラジルタウンのイベントについて紹介しましたが、まだまだ “南米気分” が味わえるスポットが大泉町にはたくさんあります。今回は、シュラスコ食べ放題、南米スーパーで噂のスーパーフードを購入など、ふらっと行ける日帰り南米体験ができるスポットを紹介します。

ポルトガル語看板1

駅構内の看板はポルトガル語と日本語のリバーシブル

浅草から東武鉄道の特急りょうもう号で2時間弱、東武小泉線の終着駅「西小泉駅」がブラジルタウンの玄関口です。改札口を出ると、駅構内の看板もポルトガル語でビックリ!「何が書いてあるのかな?」と思って柱の裏側を見ると、ちゃんと日本語でも書いてありました。

大泉町のタクシー

サンバやサッカー仕様のぐんまちゃんシールが貼られた地元のタクシー

駅前には、何とも目立つタクシーが停まっていました。運転手さんによれば、町の観光協会とコラボした車両だそうです。特に観光専用タクシーという訳ではないそうなので、予約も不要、空車であれば誰でも利用できるそうです。

ポルトガル語看板2

 いたるところで目にするポルトガル語やスペイン語の文字で書かれた看板

大泉観光のスタート地点・西小泉駅から徒歩1~2分のところには、町民憩いの場でもある「いずみ緑道」があります。前回紹介した人気イベント「活きな世界のグルメ横丁」も、ここが会場となります。

大企業の工場が集まる大泉町では、ブラジルやペルー出身の日系人の方が大勢働いています。この地に住む日系人の人たちは、自国の文化を日本の文化や生活習慣などとうまく融合させ、独自の生活スタイルを築いてきました。また、地元の人たちも異国から来た人たちとの共生を進め、町には「多文化共生コミュニティーセンター」も設置されています。ここでは税金や、保険、光熱費、子供の教育など、町の制度を正しく理解してもらうための説明や相談を行っているそうです。日本での暮らしを紹介するDVDなども用意されているほか、ポルトガル語の通訳も常駐しています。

珍しいアイテムが揃う南米スーパー

駅から西へ7~8分ほど歩くと、多くのブラジルレストランや、南米の食材などを豊富に取りそろえたスーパーが集まるブラジルタウンが見えてきます。

ポン・デ・ケージョ

ブラジル名物のチーズパン「ポン・デ・ケージョ」は地元の人にも大人気


ブラジルタウンのスーパーでは、並んでいる商品も普通のスーパーでは見かけない商品やラベルばかり。見ているだけでも楽しいテーマパークのようです。パンコーナーでは、丸い小さなチーズパン「ポン・デ・ケージョ」が人気商品で、小さなジャガイモのような形で、モチモチした食感が特徴のやわらかいチーズパンでした。

南米ドリンク

写真左:棚の下段中央にある黄色と青のパッケージがインカコーラ、写真右:ガラナ飲料

ブラジルの国民的な飲み物が「ガラナ」です。見た目も飲んだ味も、どちらかというとジンジャーエールに近い感じでしょうか。このガラナはブラジル原産の植物で、コーヒーの実とよく似た赤い実をつけます。そして、ガラナはサッカーワールドカップ・ブラジル大会のときも、ブラジル代表チームの公式飲料になっていました。

そして、もうひとつ。こちらはペルーを代表する「インカコーラ」です。黄金の液体は強烈な存在感を放ち、置いてあるだけで他のジュースを圧倒しています。何でも黄金のインカ文明を象徴して、こんな色になっているんだとか。飲んでみたら炭酸はキツめで、とにかく甘い!甘党の人などに向いている飲み物かもしれません。

穀物コーナー

とにかく豆の種類が多い穀物コーナー

ブラジルは、大きな牛肉の串焼き「シュラスコ」や、「ブラジルバーベキュー」など、とにかく牛肉の消費量が多いことでも有名ですが、スーパーの中でもやっぱり肉の売り場が大きかったですね。しかも安いです!

そして、肉に次いで売り場が大きいのが豆などの穀物コーナーでした。最近、スーパーモデルやセレブなどが好んで食べていることから話題になったスーパーフード「キヌア」や「チアシード」なども、ここではお手頃な価格で手に入ります。

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スーパー・タカラ
住所 : 群馬県邑楽郡大泉町坂田3-12-10
電話 : 0276-61-0201
営業時間 : 10:00~22:00
定休日 : 毎週火曜日

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