ランチでも素敵な旅行の思い出を
旅行先ではできるだけ現地の料理を堪能したいもの。ゆっくりくつろぐディナーだけではなく、ランチも思いっきりタイ料理が食べたいという方におすすめのレストラン3軒をご紹介します。いずれもバンコクにある雰囲気の良い一軒家レストラン。素敵な思い出になること間違いなしです。トンローの閑静な住宅街に佇む「Patara」
トンロー通りのソイ19を入り、しばらく進むと右側に現れる一軒家レストランのPatara(パタラ)。こちらのお店は、タイの大手外食企業のオーナーが、イギリス留学中の娘のためにロンドンにタイレストランを出したのがきっかけ。ロンドンですぐに話題の人気店となったパタラは、ヨーロッパでチェーン店展開し、しばらくしてやっとバンコクに旗艦店ができました。おすすめのランチセットはタイ料理の代表的なメニューを少しずつ盛り合わせたパタラ・プレミアムランチセット、値段は350バーツです(2015年9月現在のレートで1200円ぐらい。税金7%、サービス料10%が加算されます)。内容は、3種類の前菜、野菜炒め、メイン(9種類から選べます。写真は海老のタマリンドソース炒め)、そして紅白のジャスミンライスが付きます。ちなみにパタラはワインの品揃えが豊富で、オーダーしたタイ料理に合うワインをセレクトしてくれるので、ディナータイムは接待や会食での利用も多いそうです。
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■ Patara(パタラ)
住所:トンロー・ソイ19(BTSトンローからタクシーで5分)
TEL:+66-2185-2960
ランチタイム:11:30~14:30
世界一有名なタイレストラン「Blue Elephant」でランチ
世界的に有名なタイレストラン「ブルーエレファント」のタイ本店は、築100年の歴史的建造物を再利用しており、白亜のコロニアル調インテリアが素敵です。女性オーナーシェフ、ヌーローさんが作るタイ料理は、伝統的なタイのレシピをリスペクトしつつ、現代風な調理法を取り入れているモダンタイキュイジーヌ。一見オーソドックスなルックスのカレーなども、一口食べるとその洗練された風味にハッとさせられる……非の打ち所のないレストランです。ランチセットは曜日替わりで内容が決まっており、野菜炒め、前菜3種、メイン3種、デザートが付いて680バーツ(2015年9月現在のレートで2200円ぐらい。税金7%、サービス料10%が加算されます)なかでもおすすめなのが、土日のみサーブしている「チュアン・チム・ランチ」。こちらは780バーツで若干平日より値段が高いものの、ココナツダンプリンに海老サラダを盛った一皿に始まり、前菜3種(フォアグラのイサーンソース添え、タイ産ホタテの黒胡椒ソース添え、海老揚げ団子)、メイン3種(グリルビーフまたはポーク、シーフードのイエローカレー炒め、チキングリーンカレー)、デザート盛り合わせが付いた、週末ならではの豪華な内容となっています。
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■ Blue Elephant(ブルーエレファント)
住所:BTSスラサックから徒歩1分
TEL:+66-2673-9353
ランチタイム:11:30~14:30
タイ料理と共にタイカルチャーを満喫できる「THE LOCAL」
有名なタイレストランが軒を連ねるスクムビット・ソイ23(アソーク地区)の中でも特におすすめの一軒。タイ伝統様式の一軒家を改装した店内には、オーナーの先祖が実際に使っていた生活道具や昔の写真、収集した骨董品などが展示され、ちょっとした博物館のよう。オーナーは他にもいくつかの飲食店を経営する若き実業家なのですが、こちらザ・ローカルのメニューは、タイ料理研究家でもある彼の母親が考案した家庭料理のレシピがベースになっているのだとか。ランチセットはメインの料理を10種類の中から選ぶプリフィクスコースで、価格は380バーツ(2015年9月現在のレートで1250円ぐらい。税金7%、サービス料10%が加算されます)。ちなみにこちらのお店は夜も雰囲気が良く、牛タンのブラウンカレー(絶品だという噂)など珍しいメニューもあるので、ディナーもおすすめですよ。
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■ THE LOCAL(ザ・ローカル)
住所:スクムビット・ソイ23
TEL:+66-2664-0094
ランチタイム:11:30~14:30