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話題の「いきなり婚」はアラフォーに受け入れられるか(2ページ目)

俳優の山本耕史さんと女優の堀北真希さんとの交際期間ゼロでの「いきなり婚」は衝撃だった。こういった結婚を、アラフォー世代はどう見ているのだろうか。

亀山 早苗

執筆者:亀山 早苗

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どうして結婚するの? 結婚の目的って?

「結婚すれば幸せ」に保障はないのだから、かえって大胆に行動するのもあり?

「結婚すれば幸せ」に保障はないのだから、かえって大胆に行動するのもあり?

ずっと独身でいると、「どうして結婚しないの?」と聞かれることも多い。だが、結婚していく人に「なぜ結婚するの?」とはあまり尋ねない。
私は親しい人が結婚するたびに、あるいは結婚して数年経った人に、「どうして結婚するの(したの)?」と投げかけてきた。

もっとも多かった答えは、「つきあって長いから」「そろそろしたほうがよさそうだったから」「タイミングが合ったから」など。それも相性の1つかもしれない。
ただ、期待していた「この人でなければならないと思ったから」という回答は、ほとんど得られたことがない。
まれに「子どもが欲しかったから」と言う人がいるが、結婚すれば必ず子どもが得られるわけではない。確証はないのだ。

結婚すれば幸せになるという幻想を、私たちは心のどこかに抱いている。だが、結婚もひとつの人間関係。どんなに長くつきあっても、結婚してから「こんなはずじゃなかった」というのはよく聞く話だ。確実なこと、絶対的に保証されていることなど、何もない。

飲み友達から、結婚へ。新たなアラフォーの結婚の形?

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長くつきあった結婚も、「いきなり婚」も、リスク的にはたいして変わらないのかもしれない。
だとすれば、アラフォー世代には、かえってアリなのではないだろうか。
前出のリカさんが言うとおり、かつては結婚当日まで相手の顔も知らなかったのだから、人となりさえわかっていれば、多少のリスクは軽減できる。

「一緒に仕事をしたり飲み仲間だったりする場合は、彼の女性観や人生観を知る機会は多々あると思うんですよね。恋人期間を省略しても、それほど問題はないんじゃないかなあ。むしろ、恋愛感情に惑わされずに結婚生活を一緒に築いていけるかどうか、冷静に観察できる分、失敗は少ないかもしれません」
「いきなり婚」にノリノリのリカさん。
ひょっとしたらこういう考え方が、少しずつ浸透していくかもしれない。
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