2015年9月のスケジュール
まいど、相場の福の神こと藤本です。相場を半歩先読みするためには、まず必要なのは今後何が起こる予定なのか、スケジュールを把握することです。今回は2015年9月のスケジュールを福の神流に解説いたしましょう。初旬・中旬・下旬の3つに分けて、ご紹介。重要度の★は、藤本の独断で最高三ツ星の評価をしています。9月のチェックポイント
9月は、日経平均株価の月足ベースでの勝率(月足陽線=勝ち)が過去25年間で10勝15敗(勝率40.0%)と下落の可能性の高い月です。JASDAQ指数も、10勝15敗(勝率40.0%)と負け越しです。8月と同様に大型株も中・小型株も下落の可能性が高い月と言えるでしょう。初旬
最大の注目ポイントは4日(金)に発表される米雇用統計です。先月後半からの中国発の世界同時株安など世界景気への懸念が高まる中、遠のいたと思われる9月の米利上げが、雇用統計で良い数字が出ると可能性が高まるとの思惑が高まりそうです。ドル円相場にも大きな影響を与えそうです。3日(木)
★ 中国 香港、上海休場(抗日戦勝70周年記念日)
★ 欧州 欧州中銀金融政策発表
★ 米国 貿易収支(7月)
★ 米国 ISM非製造業景況指数(8月)
4日(金)
★ 日本 上海休場(抗日戦勝70周年記念日)
★★★ 米国 雇用統計(8月)
5日(土)
6日(日)
7日(月)
★ 日本 景気動向指数速報値(7月)
★ 米国 NY休場(レイバーデー)
8日(火)
★ 日本 貿易収支(8月)
★ 日本 GDP(2次速報・4~6月期)
★ 中国 貿易収支(8月)
9日(水)
10日(木)
★ 日本 機械受注(7月)、
★ 中国 消費者・生産者物価指数(8月)
中旬
注目ポイントは14・15日に開催される日銀の金融政策決定会合と16日・17日に開催される米FOMCです。日銀の追加緩和の思惑も徐々に台頭しており、15日(火)に黒田総裁の会見が注目されます。米FOMCでも、米国の利上げがあるのか、注目されます。また、19日~23日までは、シルバーウィークで5連休となるため、18日(金)には、その間のリスク回避のためのポジション縮小の動きにも注意が必要です。11日(金)
★ 米国 ミシガン大消費者信頼感指数(速報値・9月)
12日(土)
★ 中国 小売売上高・鉱工業生産(8月)
13日(日)
14日(月)
★ 日本 日銀金融政策決定会合1日目
★ 欧州 ユーロ圏鉱工業生産(7月)
15日(火)
★★★日本 日銀金融政策決定会合2日目・黒田総裁記者会見
★ 欧州 ユーロ圏貿易収支(7月)
★ 欧州 独ZEW景況感調査(9月)
★ 米国 小売売上高(8月)
★ 米国 ニューヨーク連銀製造業景気指数(9月)
★ 米国 鉱工業生産(8月)
16日(水)
★ 日本 訪日外国人旅客数(日本観光局 8月)
★★★ 米国 FOMC1日目
17日(木)
★ 日本 貿易統計(8月)
★ 米国 住宅着工件数・建設許可件数(8月)
★★★ 米国 FOMC2日目・政策金利発表
18日(金)
★ 日本 日銀金融政策決定会合議事要旨
19日(土)
20日(月)
下旬
下旬の注目ポイントは、日本の5連休です。また月末に向けて、中国・欧州・米国の様々な景気に関する指標にも注目が集まりそうです。21日(月)
★ 日本 東京休場(敬老の日)
★ 米国 中古住宅販売件数
22日(火)
★ 日本 東京休場(国民の休日)
23日(水)
★ 日本 東京休場(秋分の日)
★ 欧州 ユーロ圏製造業PMI・サービス業PMI(9月)
24日(木)
★ 欧州 独Ifo景況指数
★ 米国 耐久財受注(8月)
25日(金)
★ 日本 全国消費者物価指数(8月)
★★ 米国 GDP(4~6月期・確報値)
★ 米国 ミシガン大消費者信頼感指数・確報値
26日(土)
27日(日)
28日(月)
★ 米国 中古住宅販売
29日(火)
★ 米国 消費者信頼感指数(9月)
★ 米国 S&P/ケース・シラー住宅価格指数(6月)
30日(水)
★ 日本 鉱工業生産(速報・8月)
★ 中国 財新製造業PMI(確報・8月)
★ 欧州 ユーロ圏失業率・消費者物価指数
★ 米国 ADP全国雇用者数
最後に
9月に予定されているスケジュールをキチンとチェックして、半歩先読みを行ってください!!*本サイトで紹介する意見や予測は、筆者個人のものであり、所属する証券会社や証券会社のアナリストとしての意見や予測を表わすものではありません。また、紹介する個別銘柄の売買を勧誘・推奨するものではありません。投資にあたっての最終決定はご自身の判断でお願いします。
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