大木隆太郎の恋愛コラム/大木隆太郎の恋愛情報

金持ちオトコと一般婚活OLの悲劇のスレ違い最前線(2ページ目)

結婚に至らないお金持ちの男性諸君と、玉の輿を狙う一般女性の皆さん、両方とも必見です! 仕事上、お金持ちの男性と一般女性のマッチング現場に足を運んでいる僕の身の回りで起きた「悲劇」を元に考察と攻略法をお届けします。

大木 隆太郎

執筆者:大木 隆太郎

恋愛ガイド

  • Comment Page Icon

恋愛には重要な「共通点」の無さが最大の要因!

今回に限らず、多くの恋愛が成立しない最大の要因は、男女に「共通点」が無いことです。
逆に言えば、恋愛は共通点が多くあると非常に有利です。居住エリア、学歴、職場など、何かの共通点が見つかると会話が弾むきっかけになるからです。

しかし、今回はその場の誰もが、この重要性を理解していなかったのが悲劇の要因となりました。これにより、お互いの行動や気持ちがスレ違ってしまい、良くない誤解をお互いにしてしまったのです。

この「共通点のなさによるスレ違い」について、起きた出来事=事例と、僕の分析をお伝えしていきましょう。


1.デートに対しての「金銭感覚」のスレ違い

b

年収5000万以上、金融資産1億円以上の独身男性

【事例】
男性は、ミシュラン掲載店などの有名店での食事デートを提案

女性は、普通の居酒屋などの大衆店を希望

男性は、大衆店の知識が無く、破談

【分析】
お互いの価値観が違うために起きた現象です。「お金持ち」は食事代やデート代で惜しみなく使うもの。
今回参加していた男性陣にとって、デートで高級店に行くのはごく当たり前のことで、気軽な誘いとして提案していたのですが、女性陣にとって(女性に限らず一般人)は敷居が高いもの。

「着ていく服にも気を使うし、初対面の男性相手と慣れないお店にいくのは緊張してしまう」「付き合ってもいないのに、いきなり高級店なんてちょっと重い……」「ハイハイついて行って、お金目当てだと思われたくない」――このようなさまざまな想いから気軽にウンとは言えず、普段よく行く大衆店を最初のデート先として提案し直したのです。

しかし、男性にとっては、逆に慣れない場所を提案された形になってしまい、リードを取る自信がなく断念。しかも、そこからお互いが歩み寄ることができなかった結果、マッチングに至らなかったのです。


2.交際に向けての「時間感覚」のスレ違い

【事例】
男性は、パーティー終了後にデートに誘う

女性は、もう一度グループで遊びたいと提案

男性は、全員集まれる時間が作れなくて無理と、破談

【分析】
つまり、男女の間で、関係構築にかかる設定期間が異なっていたのです。
経営者の男性は、「時間=投資」と考えていて、時間の使い方にシビアです。もちろん、多忙な経営者が再び同じメンバーで集まるのが難しい、という実際の問題もあるのですが、男性陣は「再度、グループで集まる」ということを、「停滞」=脈なしと考え、わざわざ改めて時間を割くことに積極的になれませんでした。

逆に女性陣は、「次回は2人で会いたい」という男性陣のリアクションを「いくらなんでも展開が早い……」と感じてしまい、「この人、がっついている?」とか「もしかしてカラダ目当て?」などと判断してしまい、マッチングに至りませんでした。


3.「お互いの価値観」が違いすぎて歩み寄れずスレ違い

【事例】
上記の事例が起きても、男性も女性もお互いに自分たちの考えを主張。
歩みよる会話にならなかった。

【分析】
価値観や生活環境の異なる人の集まりだったので、予想はしていましたが、まったくまとまりがありませんでした。このように、起こるスレ違いや誤解は、その後も数知れず。
しかも、男性も女性もその原因を理解していないため、歩み寄りも上手くいかず、結局、その日は早々に解散。

誰にとっても不幸な夜となってしまいました……。(ついでに言うと、雲が差し込み花火もロクに見られませんでした!)

>>これらの「悲劇」についてどのように対処するべきだったのでしょうか?
  • 前のページへ
  • 1
  • 2
  • 3
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます