富山駅から呉羽梨の直売所まで車で15分ほど
呉羽梨は県内の主要なスーパーであれば、どこでも購入が可能です。ただ、農家直売の梨はまた格別ですので、せっかくなら富山旅行の際に直売所で買い物を楽しんでみてください。交通ルートとしては、主要ターミナルの富山駅でレンタカーを借り、呉羽山の西側へ15分ほど自動車を走らせます。ほどなくファミリーパーク周辺に出ますが、その辺りの県道沿いには、8月末から各農園の直営店が並び、梨の直売が行われています。のぼりが立っているので、すぐに分かるはずです。
自動車を駐車場に停めたら、試食や各農園の方との会話を楽しみながら呉羽梨を購入してみてください。うまく行けば、1個2個おまけをしてくれるかも。もちろん、宅配も行ってくれます。
また、県内の和菓子・洋菓子屋さんやカフェでは、呉羽梨を利用したスイーツも食べられます。例えば呉羽梨を使ったお菓子で有名なお店に、瀧味堂(たきみどう)があります。
看板商品は『くれは梨もなか』『梨パイ』。『くれは梨もなか』は梨の形をした皮の中に呉羽梨の実とあんが入ったもなかで、全国菓子博覧会で賞を受けるほどの銘菓です。同店は洋菓子部門も持っていて、パティスリー・ランコントレという名前で洋菓子も販売しています。
瀧味堂の店舗は呉羽梨の農園に近い住宅街の中にあるので、分かりづらいかもしれません。富山駅構内にあるとやマルシェ内にも同店のショップがありますので、旅の合間や出発前に土産物コーナーで購入してもいいかもしれませんね。
○梨の菓 瀧味堂
住所:富山市呉羽丸富町7187-41
電話:076-436-6809
メール:info@takimido.jp
公式ホームページ
以上、富山県を代表するフルーツ、呉羽梨を紹介しましたが、いかがでしたか? 袋掛けされない梨の甘みは強く、みずみずしくシャキシャキで2個、3個と簡単に食べられてしまいます。
晩夏から秋にかけて、越中八尾のおわら風の盆、立山黒部アルペンルートの紅葉など富山県は大きな観光イベントがめじろ押しです。そうした観光地に訪れた際には、呉羽梨も味わってみてくださいね。