Windowsの使い方/Windows10の基本

Windows10アップグレードの方法と注意点(3ページ目)

Windows 10はまず無料アップグレードから提供されるという珍しい方法で提供されていますが、「アップグレードなんて大丈夫?」という声も聞かれます。ここでは実際に行ったアップグレードの情報も交えながら、Windows 10のアップグレードと注意点について紹介します。

内川 功一朗

執筆者:内川 功一朗

パソコンガイド

手動アップグレードの実施方法

手動でアップグレードを実施する場合、以下のページよりメディア作成ツールをダウンロードします。
Windows 10 のダウンロード
ダウンロード時にはアップグレード対象のOSに合わせて32bitと64bitのいずれかを選ぶ必要があります。万が一間違えてもアップグレード時に指摘されるので安心です。

選択画面

いずれかを選んでダウンロードする。

このツールを利用してインストール用メディアを作成するためには、4GB 以上の空き領域があるUSB または空のDVD-Rが必要となります。
USBメモリ

利用していないUSBメモリがあればそちらをお勧めします。


以降のインストールは自動アップグレードと同様に難しい作業はありません。また、各種設定もそのまま引き継がれるためアップグレードが完了すればすぐにWindows 10を使い始められるようになります。

古いWindowsへの戻し方

もしWindows 10にアップグレードしたのちに不具合が発生した場合、アップグレードしてから1か月以内であれば元のバージョンに戻すことが可能です。

元のバージョンに戻すには、スタートメニューから「設定」>「更新とセキュリティ」と進み、「回復」メニューのなかにある「Windows8.1に戻す」を実行します(バージョン番号はアップグレード前のバージョン番号が表示されます)。
回復画面

一ヶ月限定なので注意。


なお、手動でアップグレードを実行した場合は元通りにならない可能性があります。実行前に必ずバックアップを取りましょう。

>次のページでは、アップグレードをする際の注意点をまとめます。
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