Windowsの使い方/Windows10の基本

Windows10アップグレードの方法と注意点(2ページ目)

Windows 10はまず無料アップグレードから提供されるという珍しい方法で提供されていますが、「アップグレードなんて大丈夫?」という声も聞かれます。ここでは実際に行ったアップグレードの情報も交えながら、Windows 10のアップグレードと注意点について紹介します。

内川 功一朗

執筆者:内川 功一朗

パソコンガイド


自動アップグレードの実施方法

アップグレードの実施は画面上に現れたガイドに従い、申し込むだけです。パソコンがアップグレード対象になった時点で、この画面が以下のように変更されます。
Windows 10アップデート案内

アップグレードが可能になるとこのように表示される。

アップグレードを実施する前に、必ずバックアップを取りましょう。Windows 8ではファイル履歴の機能からバックアップを取得できるので、アップグレード実行前に主導で実施することをお勧めします。
ファイル履歴

ファイル履歴を手動で実施しておく。


また、アップグレード時にはバージョンにもよりますが4GB程度のファイルをダウンロードします。できる限り高速なデータ通信環境を用意しましょう。また、モバイル通信ではこのアップグレード中に通信制限がかかってしまいますので、必ず固定回線でダウンロードを行ってください。
Windows 10アップデート案内

ダウンロードは必ず固定回線で行う。


また、アップグレード後は古いOSのデータをそのまま残すため、ハードディスクやSSDに4GB程度の保存領域が必要になります。空き容量が足りない場合にはまずデータを整理しましょう。

無線LANへの接続やwebサービスのID・パスワードの保持など、古いWindowsの情報はそのまま引き継がれるので、アップグレードが終わればそのまま使えます。

>次のページでは手動アップグレードの実施方法を解説します。
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