インテリアコーディネート/カフェ・レストラン・ホテルに学ぶコーデ術

美食家のあこがれ「ドン・アルフォンソ」のインテリア

南イタリアで初めてミュシュランを獲得したオーベルジュタイプのリストランテ『Don Alfonso1890(ドン・アルフォンソ)』の伝統の華やかさとイタリアモダンのエスプリが漂うインテリアを紹介します。

菅野 民子

執筆者:菅野 民子

インテリアスタイル実例ガイド

レストランテ『Don Alfonso1890(ドン・アルフォンソ)』は、美食家のメッカとも言われ、南イタリアの自然が作りだす豊潤な食材で作られる絶品のディナーを求めて、人が集まります。その、南イタリアの粋を極めたような室内は、伝統と先進の絶妙なバランスのインテリアになっています。おいしさの余韻を広げるインテリアをお楽しみください。

チャーミングな赤をアクセントにしたレストラン

『Don Alfonso1890(ドン・アルフォンソ)』のゴージャスなインテリア

『Don Alfonso1890(ドン・アルフォンソ)』のゴージャスなインテリア

真っ白い空間に、ゴージャスなシャンデリアや骨董の家具・絵画が配置され、南イタリアの明るさを象徴するかのようなローズカラーを軸にしてコーディネートされています。椅子の座には大きなペオニー(牡丹の花)のパターンが使われ印象的です。白いドアの向こうは大きなテーブルが設えられたスペシャルなルームになっています。


『Don Alfonso1890(ドン・アルフォンソ)』とは!

Don Alfonso1890(ドン・アルフォンソ)の外観

Don Alfonso1890(ドン・アルフォンソ)の外観

南イタリア・ナポリ湾の南に位置するソレント(Sorrento)とポジターノ(Positano)の間にある『Santa’Agata sui due Golfi(サンタ・アガタ・スイ・ドウェ・ゴルフィ)』という町を、噂を聞きつけた世界中の美食家が『Don Alfonso1890(ドン・アルフォンソ)』を訪ねて、レモンとオリーブの木の間の曲がりくねった街道を登ってきます。小さな町サンタ・アガタの教会の隣、木立に囲まれたサーモンピンクの瀟洒な建物がドン・アルフォソンです。


次ページは「ホワイト空間に浮かぶ華やかなローズピンク椅子」です。

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