福の神特選、マイナンバー半歩先読みはこの3銘柄！

マイナンバーとは？

マイナンバーは、国から国民全員に12桁の個人番号が配布され、社会保障や税などの分野で効率的に情報を管理することを目指す制度です。今年、平成27年10月から個人番号の個別通知が開始されます。法人にも、法人番号が配布されることになります。社会保障、税、災害対策の行政手続でマイナンバーが必要になります。

国の大きな施策なので、株式市場にも大きな影響がありそうです。今回は、マイナンバー関連銘柄の中から、変化球・半歩先読みの福の神オススメの3銘柄をご紹介いたしましょう。

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パシフィックネット<3021>（東証マザーズ）

パシフィックネット<3021>は、東京都港区芝に本社がある中古PC販売の大手企業です。

中古パソコン、スマホ、タブレットなどを企業や個人から回収し、中に入っているデータを完全に消去して、販売・レンタルしています。
・マイナンバー制度に対応したＩＴ機器の買取回収・データ消去サービスだけでなく、不正侵入を防ぐＵＴＭ（統合脅威管理）、データ消失リスクを低減し業務効率化するＮＡＳ（共有サーバー）、モバイル端末の紛失及び情報漏洩リスクを低減するＭＤＭ（モバイル端末管理）などをセットにして企業に販売するセキュリティパック・レンタルも人気です。マイナンバー制度が今までにない追い風となりそうです。

■株式データ
株価 601円
単元株数　100株
予想PER（連）14.8倍
実績PBR（連)　1.62倍
予想配当利回り　3.16％
時価総額　約31億円

ＳＨＩＦＴ<3697>（東証マザーズ）

ＳＨＩＦＴ<3697>は、東京都港区麻布台に本社があるソフトウエアテスト事業がメインビジネスの企業です。銀行・証券などの金融機関向けに強みを持ちます。

マイナンバー制度では、金融機関で様々なシステム開発が行われますが、マイナンバー関連のシステムは納期が厳しく、不具合があると大問題になるので、期間短縮、品質の向上には、SHIFTは欠かせない企業となる可能性があります。

■株式データ
株価 1230円
単元株数　100株
予想PER（連）93.18倍
実績PBR（連)　12.64倍
予想配当利回り　無配
時価総額　約177億円

フォーカスシステムズ<4662>（東証2部）

フォーカスシステムズ<4662>は、東京都品川区東五反田に本社があるシステムインテグレーター企業です。日本IBM、NTTグループからの受注に強みを持っています。

マイナンバーでは、エヌ・ティ・ティ・データ<9613>が、官公庁・金融機関向けに強みを持つため、非常に多くのシステム開発を受注しそうです。エヌ・ティ・ティ・データが外注している先のシステム会社も大きな恩恵を受けそうです。フォーカスシステムズは、エヌ・ティ・ティ・データからの受注も多く、特需となりそうです。また、セキュリティ機器関連にも注力しており、企業のマイナンバー対応に伴う暗号エンジンの販売が好調なようです。

■株式データ
株価1470円
単元株数　100株
予想PER（連）19.95倍
実績PBR（連)　1.5倍
予想配当利回り　1.7％
時価総額　約120億円

*株式データは、2015年8月7日終値データ
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