国内外の現代美術を紹介
日本の戦後美術から同時代の作品までの展覧会、その作品収集や研究などを目的とし、1995年、東京都立木場公園内に開館した東京都現代美術館。そう、実は、オープン以来20年もの間、いわゆる「現代美術」を紹介してきています。
東京都現代美術館 外観
ガラス張りの建物やこだわりのソファなど、東京都現代美術館の施設って素敵ですよね。「1階のトイレの壁」も、現代美術のアーティストであるマイケル・リンがデザインした作品なんですよ、お試しください!

エントランス 撮影:上野則宏
ジャンルを横断した展覧会が多数
現代美術と聞くだけで、難しくて分かりにくい、と思ってしまう方も多いのでは。東京都現代美術館の展覧会は、ペインティングだのインスタレーションだの、いわゆる現代美術の展覧会だけをしているのではありません。建築やアニメーション、夏休みには親子向け、と季節ごとに入れ替えながら、ジャンルを横断した内容の企画展を行っています。
2013年度MOTコレクション「ぼくからきみへ-ちかくてとおいたび」展示風景 撮影:椎木静寧
私のおすすめは、美術館の収蔵品を紹介する「常設展示室|MOTコレクション」。時代と作品の流れが分かるようなテーマは、高い天井と広い空間もあいまって、とても見ごたえがあります。