横浜のかき氷 人気おすすめ5店
暑い季節に食べたくなる、かき氷。元町から横浜中華街、三溪園など、横浜の観光地の散策中に立ち寄りたい、絶品かき氷が食べられる5店を紹介します。<INDEX>
・「香炉庵」の宇治金時 練乳 かき氷 (元町)
・「ユニオンカフェ」の苺氷り(いちごおり)(元町)
・「STAR JEWELRY CAFE & Chocolatier」 オーガニックショコラのかき氷(元町)
・「QQ屋台屋&雪の氷」のフレッシュフルーツを使った雪の氷 (中華街)
・「三溪園茶寮」のゆずれもん&白玉あずき(三溪園)
「香炉庵の宇治金時 練乳 かき氷」(元町)
ほろ苦いまっちゃ蜜をかけながらいただく和菓子店のかき氷
2004年に元町にオープンした和菓子店「香炉庵(こうろあん)」。2階の「香炉庵 茶寮」では、夏季限定で「和菓子店の作るかき氷」が楽しめます。「いちご」「いちご練乳」「宇治金時」「宇治金時練乳」「湘南ゴールド」「期間限定メニュー(2019年はキウイ)」の6種類で、それぞれお煎茶が付きます。
和菓子店のかき氷らしいメニューといえば「宇治金時 練乳」。氷はふわっとしながらも、しゃきっとした食感。練乳は神奈川県産の牛乳を使った自社製で、かき氷にはじめからかかっており、やさしい甘さです。添えてあるのは、宇治抹茶入りの「まっちゃ蜜」。こちらも自社製で、ほろ苦さがクセになります。
上にのっているのは寒天ゼリー。ぷるんとした食感がアクセントになります。横にはもっちりとした白玉も。かき氷を食べ進むと、真ん中から現れるのは、あんこ! 香炉庵の看板商品・黒糖どらやきに使われている粒あんが入っています。練乳との相性もバツグン。
宇治抹茶、練乳、あんこ、寒天ゼリー、白玉……、ひとつの器の中で、さまざまな味、食感が楽しめる、香炉庵ならではの逸品です。
どらやきやあんみつなどの和菓子メニューのほかに、季節のおこわ御前や稲庭うどん御膳といった食事メニューもあります。広々とした気持ち良い空間が広がる「香炉庵 茶寮」、元町散策の合間に立ち寄ってみてはいかが。
【DATA】
場所:横浜市中区元町1-40
営業時間:平日11:00~17:00(L.O.16:30)、土日祝11:00~17:30(L.O.17:00)
定休日:水曜(祝日の場合は営業)
交通・アクセス:みなとみらい線元町・中華街駅5番出口より徒歩約3分
TEL:045-663-8866
URL:香炉庵茶寮 http://kouro-an.jp/tearoom/
「ユニオンカフェの苺氷り(いちごおり)」(元町)
高知県・大月町で丹精込めて栽培されたイチゴがゴロゴロ!
元町ショッピングストリートの中間地点あたりにある「もとまちユニオン元町店」。6月中旬になると「苺氷り」の立て看板が出現します。2階にある「ユニオンカフェ」では、2012年から苺氷りを提供しています。
苺氷りは、高知県・大月町で栽培されている、完熟のイチゴ(さちのか)をまるごと氷に閉じ込めた氷。かき氷にした時、イチゴがきれいに均等に入るように凍らせてあるそうです。
食べる前から、ほのかにイチゴの香りが。まずは、そのままでどうぞ。ふんわりした口どけで、「さちのか」の酸味とイチゴらしい味わいが楽しめます。次は、てんさい糖など5種類の砂糖を使って作られた蜜をかけて。自然な甘さがイチゴの風味をジャマしません。続いて練乳を。これぞ、テッパンのイチゴミルク! 期待を裏切らぬ美味しさです。最後は、蜜と練乳をダブルで。意外にも「甘×甘」にはなりません。たっぷりかけて、かき氷ならぬ「いちごおり」を楽しんでください。
苺氷りの販売は、6月中旬から9月下旬まで。テイクアウトは570円、追加トッピング「無添加苺ピューレ」はプラス100円、木いちごのリキュール(お酒)が入る「大人の苺氷り」は770円(価格はすべて税込)。元町ショッピングストリートでのショッピングの途中でどうぞ。
【DATA】
場所:もとまちユニオン元町店2階
営業時間:11:00~20:00(L.O.1900、ドリンクL.O.19:30)※冬季は19:30閉店
定休日:施設に準ずる
交通・アクセス:JR石川町駅、みなとみらい線元町・中華街駅から徒歩約5分
TEL:045-641-8551(代)
URL:もとまちユニオン 元町店
「STAR JEWELRY CAFE & Chocolatier」(元町)
スタージュエリー直営カフェ&ショコラティエ
創業70年以上のジュエリーブランド、スタージュエリーが直営する「STAR JEWELRY CAFE & Chocolatier(スタージュエリー カフェ アンド ショコラティエ)」。メイドインジャパン、オーガニック、フェアトレード、横浜産などトレーサビリティにこだわった食材を使ったカフェメニューが楽しめます。
夏期限定(6月上旬~9月下旬予定)で「オーガニックショコラのかき氷(1000円)」を提供しています。ふわふわのかき氷に、オーガニックショコラのソースをかけていただきます。素材にこだわっているだけに、このソース、超美味なのです! ナッツなどが入ったフロランタン(=キャラメル)が添えられており、サクサクの食感がアクセントに。さらにかき氷を食べ進めると、マンゴーやパッション、バナナを使ったコンフィチュールも現れます。+200円でジェラートを中にいれることもできるんです。盛りだくさんなかき氷、暑い日にぜひ味わってみて。※価格はすべて税別
オリジナルのボンボンショコラ(12種、各300円)やマカロン(5個入り1500円~)、オランジェット(1500円)、アルブルショコラ(1400円)など、ギフトにおすすめのテイクアウトアイテムも充実(画像提供:スタージュエリー)
場所:横浜市中区元町2-97
営業時間:11:00~19:30(L.O.19:00)
定休日:月曜 ※祝日の場合は翌火曜
交通・アクセス:みなとみらい線元町・中華街駅5番出口より徒歩約2分
TEL:045-212-5946
URL:スタージュエリー カフェ アンド ショコラティエ
「QQ屋台屋」&「雪の氷」(中華街)
フレッシュフルーツを使ったふわふわかき氷
台湾で人気の白くてふわふわ食感のかき氷。このかき氷をブームが起きる10年以上も前から販売しているのが山下町公園近くにある「QQ屋台屋」です。その姉妹店が「雪の氷」。上海路沿いにあります。
両店とも、「雪の氷」とネーミングされたかき氷を販売しています。ふわふわ食感の秘密は、北海道産牛乳を使った氷を特別な製法で削ること。ひと口食べると、そのふわふわ感に驚きます。
一番人気のメニューは「雪の氷 フレッシュマンゴー」。ふわふわのかき氷の周りには、マンゴーがごろごろと。しかも、冷凍されたフルーツではなく、店内で熟成させた“生”のフルーツにこだわっているので、フルーツ本来の自然な甘さと牛乳を使ったふわふわかき氷のマッチングがたまりません。
このほか、イチゴミルクやブルーベリー、ラズベリー、抹茶あずきなど、10種類ほどメニューがあります。2015年より発売の新メニュー・フレッシュキウイは、お客さんの要望で取り入れたそう。ニュージーランド産のキウイを甘くなるまで熟成させて使っています。
どちらもテイクアウト専門ですが、店先にはちょっと座って食べることができるベンチがあります。近くには山下町公園もありますので、そちらで食べてもいいですね。
【DATA】QQ屋台屋
場所:横浜市中区山下町136-5
営業時間:11:00~20:00、土日祝11:00~21:00
定休日:不定休
交通・アクセス:みなとみらい線元町・中華街駅2番出口から徒歩約3分
TEL:045-663-0501
URL:QQ屋台屋(Retty)
【DATA】雪の氷
場所:横浜市中区山下町188
営業時間:12:00~18:00 ※8月のみ20:00まで
定休日:不定休 ※荒天時は休業
交通・アクセス:みなとみらい線元町・中華街駅2番出口から徒歩約5分
URL:雪の氷(Retty)
「三溪園茶寮」(三渓園)
日本庭園の甘味処でいただく、昔ながらのかき氷
横浜市が誇る日本庭園・三溪園。夏は、ハスやスイレン、フヨウなどの花が楽しめます。そして、園内の食事処で食べられるかき氷も夏のお楽しみのひとつでしょう。園内には4ヵ所の食事処がありますが、その中のひとつ「三溪園茶寮」のかき氷を紹介します。毎年、天候に合わせて、5月上旬~9月下旬までかき氷がメニューに登場します。
かき氷のメニューは20種類以上。かき氷にシロップをかける、昔ながらのスタイルです。おすすめを伺うと「ゆずれもん」とのこと。ゆずシャーベットが真ん中に入っているのだとか。一緒に、自家製のあんこが入った「白玉あずき」もオーダーしてみました。
「シャリシャリシャリシャリ」という氷をかく音がして、ほどなく「ゆずれもん」が到着。昔ながらの、シャリシャリの食感です。口いっぱいに、柑橘系のさわやかさが広がります。食べ進むと、ゆずシャーベットが出てきました。シャーベットに入っている皮がアクセントになっています。早く食べないと、どんどん溶けていってしまいます。
続いて「白玉あずき」を。北海道産大納言を使い、お店で炊いているのだそう。ちょうどよい甘さで、かき氷にマッチします。白玉も手づくり。食べ進むと、下からもあんこと白玉が出てきました。大満足!
「暑いところで食べるから、かき氷が余計に美味しく感じられるでしょ?」と、女性スタッフさん。味も雰囲気も「昔ながら」のかき氷です。
かき氷は、メニューに応じて、400円~600円。プラス100円でアイスクリームを追加することができます。夏の三溪園を散策がてら、かき氷を食べれば、「ザ・日本の夏」が過ごせますよ。
【DATA】
場所:横浜市中区本牧三之谷58-1
開園時間:9:00~17:00(最終入園は16:30)
入園料:大人700円 小人 200円 ※2017年7月より料金改定
※この他、割引や回数券、パスポートなどがあり⇒三溪園公式サイト
休園日:12月29日、30日、31日 ※不測の事態による臨時休園あり
交通・アクセス:根岸駅1番乗り場より《市バス58・99・101系統 》10分 本牧下車 徒歩10分
横浜駅東口2番乗り場より《市バス8・148系統》35分 三溪園入口下車 徒歩5分、《ぶらり三溪園BUS》(土・日曜日・祝日限定運行)45分 三溪園下車すぐ
TEL:045-621-0634
URL:三溪園 http://www.sankeien.or.jp/
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