親子に近い年齢差がある、ママ友と出会うことも
子どもを通して広がる人付き合い
子どもと参加した親子の集いの場で定期的に会うようになったママたちが、20歳前後も歳が違うということもあります。
若いママの中には、だいぶ歳の離れた相手には丁寧語を使った方がいいのかどうか、ちょっと悩んでしまう場合もあるようです。逆に、自分よりすごく若い初対面のお母さんにタメ口で話しかけられ、戸惑ってしまったことがあるという方もいるようです。
言葉遣いから見えることも色々
私は第1子、第2子の時には、親子の集いの場の類に参加したことがありませんでした。第3子を出産した直後に35歳になり、初めて、出産した病院がサポートしてくれる親子サークルに継続的に参加しました。他の4人のメンバーたちは、1人目のお子さんと2人目のお子さんのママたち。年齢も、後から知ったことですが、私より5歳前後若かったです。また、その時期に子育て中のママたちを中心にしたNPO活動にも参加し始めましたが、こちらは、ママたちの年齢も20代後半から40歳前後と幅が広かったです。どちらの場でも、お互いに最初はほとんどが丁寧語。親しくなってくるうちに段々タメ口の関係になる人も。ごく自然な形ですね。
それから私の年齢がさらに上がり……。40歳を過ぎて出産した末っ子つながりのママたちには、ひとまわりとか15歳以上も年下のママもいます。それだけ歳が離れているとさすがに相手も、最初のうちだけでなく親しくなってからも、こちらがタメ口を使っても相手は丁寧語のことが多いです。私自身も、ある程度親しくなるまでは相手が見るからに私より随分若いと思っても、丁寧語。これはママ友に限らず出会う方みんなに対してそうしているからです。
若いママからの丁寧語が仲良くなってからも続いても、だからと言って距離を感じるということは、私の場合はありません。もちろん、タメ口を使ってもらえると嬉しいですが、それぞれのママの個性や考え方もあるので、あまりその部分には重きを置いていない感じです。
これは私の感じ方にすぎないので、例えば、明らかに自分よりかなり若い人からのタメ口が苦手だという場合は、自分は丁寧語で返していけばいいことです。
そこから先、「私は丁寧語なのに相手はタメ口だ!」とモヤモヤするのは疲れるだけなので、気にしないことをおすすめします。
>>>ほどよい距離感も大切に