日本橋で「金運アップを願う」
昨年秋、コレド室町2に隣接する神社『福徳神社』が新社殿に生まれ変わりました。1000年以上前にはすでにこの場所に鎮座していたという歴史深い神社なのですが、再建されてからは初めての夏。今回ECO EDO 日本橋 2015に合わせ、神社に続く参道が100個の金魚柄の提灯で彩られています。福徳神社は江戸時代、富くじ(今の宝くじ)興業が許されていた数少ない寺社の一つ。それにちなみ「富籤守り」や宝くじを入れて保管する「宝袋」などが授与されています。宝くじ等で金運UPを狙いたい人は、金魚に導かれてお詣りしてはいかがでしょう?
日本橋で「金魚を買う」
期間中、コレド室町の各店舗や周辺の老舗店では、そこでしか手に入らないオリジナル金魚グッズが様々登場します。コレド室町3の大日本市 by 中川政七商店には、限定50個という貴重な手ぬぐい『注染手拭い 金魚すくい』(1620円/税込)が登場。大阪発祥の伝統的な型染めで作られる手拭いは表も裏も同じ濃さで染め上がるのが特徴。独特なぼかしのきいた金魚がなんともキュートです。
コレド室町1の日本橋案内所には周辺老舗店で作成された多数の金魚グッズが集結。中でも堀井の『源氏小間物いれ』(1296円/税込)は表が浴衣地、中がビニール素材という、現代人には嬉しい便利グッズ。浴衣の生地から作っているため柄の出方がそれぞれ違い、選ぶのに迷うのも楽しいところ。
コレド室町3の和菓子店・鶴屋吉信には、涼しげな上生菓子『清涼』(432円/税込/~8月30日(日)まで土日数量限定販売)が。吉野葛でできた水の中を、練りきりの金魚が泳いでいるという、まさに和菓子ならではの細やかさ・美しさの詰まった生菓子です。甘み控えめでさっぱりしているのが、いかにも夏向きの逸品。
この他にも金魚をモチーフにしたグッズなどを手作りできるワークショップなど、沢山のイベントが開催されます。江戸時代の人たちを魅了した金魚で涼をとりながら(密かに金運アップを願いつつ)、2015年の夏は日本橋で“避暑”してはいかがでしょう。