2015年夏の日本橋は、金魚で涼をとる!
『ECO EDO 日本橋』は、今年8回目を迎える日本橋エリアの夏のイベントです。自然と共に生きるエコの精神が根付いていた江戸時代。電気が無いなか色々な工夫で夏を乗り切った「江戸の涼」を、現代のライフスタイルに取り入れようというテーマのもと様々なイベントが行われてきました。今年は江戸時代に日本橋で根付いた娯楽文化“金魚”が主役。室町時代には一部の富裕層が楽しむ贅沢品であった金魚ですが、江戸時代になると武士や豪商が飼うようになり、暑い夏には“涼”として飾られるようになりました。その後大量生産され江戸後期には庶民にも普及。浮世絵や着物の柄などに描かれるほど人気者になったのです。
ちなみに金魚の原産国・中国では金魚=チンユイと言いますが、「お金が余る」という言葉と同じ発音なことから、金運アップの魚とされています。そんなお金も運んできてくれる金魚一色となる日本橋エリアの2015年夏。
>ショッピングビル・コレド室町などで行われるイベントの内容については、次のページから詳しくご紹介します。