インドネシア/インドネシア基本情報

街の違いを楽しもう! ジャカルタエリア情報(3ページ目)

ジャカルタは一見ビルと道路が続く無機質な街に見られがちですが、実はエリアごとに異なる表情を持っています。今回は古き街並みから、最先端の夜遊びエリアまで、観光という視点で楽しめるエリアにフォーカスしていくつかご紹介します。

椿 光一

執筆者:椿 光一

ジャカルタガイド


西洋人が集まるセレブエリア、クマン

ジャカルタの南に位置する、ジャランクマンラヤを中心とした一帯はクマンと呼ばれています。高級住宅街となっており、主に西洋系の外国人や現地のセレブリティが住んでいます。

kemang

クマンの街中ではゆったりとしたカフェを見つけることができる

ジャカルタの中でも所得の高い層が住んでいるため、価格帯は高めですがセンスの光るカフェやレストラン、さらにはジャズバーやスカイラウンジなどもあります。広いエリアにまたがるため、歩いて探索は難しいです。訪れる際は目的の場所を決めてピンポイントで攻めるのがよいでしょう。高級住宅街ですが、雨季は洪水になることも多いためご注意ください。


日本人街のブロックM

日本人街としてインドネシアのガイドブックでも必ず紹介されているのが、ジャカルタ南部のクバヨランバル地区にあるブロックMと呼ばれるエリアです。ブロックMはジャカルタ最大のバスターミナルや比較的価格の安いショッピングモールもあり、日中は現地の人々でにぎわいます。一方で夜は日本人向け歓楽街としての顔が強く、日本人向けのカラオケやスナック、居酒屋が一斉にオープンします。

blockm

近年は歓楽街としてだけではなく、文化交流エリアとしての役割も担っている(写真は縁日祭の看板)

最近では日本人街としてのイメージを昼の地域活性につなげる動きもあり、日本をテーマにしたイベントが開かれています。代表的なイベントは縁日祭と呼ばれるお祭りで、2015年は5月に開催されました。縁日祭には日本人だけではなく多くのインドネシア人も訪れ、20万人規模で来場者が集まる一大イベントとなっています。

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